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side貴方
今度は私が晋助のお願い叶えてあげたいと言うと真っ先に「くすぐらせろ」と言われた。
根に持ってるよこれ。
でも私も効くか効かないかは分からないのでどうぞと促したら、私は全く効かなかった。
効かなかったというより、晋助みたいに耐える程や大笑いする程くすぐったくはなかった。
「…横になれ」
「え?何で?」
「いいから」
ピクリともしない私にそう言うと肩を押してくる。
不思議に思いながら素直に倒れていくとその横に彼もごろんと転がり_____
スル...
「!?」
「…こっちは効くみてぇだな」
「え、あ、あの、晋助…っ?」
「くすぐってぇか?」
クツクツ喉を鳴らす。
肩を揺らした私にご機嫌な様子だ。
重ね合わせた寝間着の前から差し込んだ手が先程の仕返しとでも言うように内腿をくすぐる。
指先で、触れるか触れないかの微妙な力加減でなぞるように上へ上へと辿っていく手つきにおかしな熱が疼いてきた。
「…っ、ス、ストップ晋助」
「断る。お前もやめなかっただろ。…ああ、二つ目のお願いって事にしたらいいのか?」
「うっ…」
「上限は言われてねぇからな」
意地悪く笑む彼に言い返す言葉が見つからない。
確かにそうだけど!
甘えてくれるならいっぱい甘えてほしいけど…!
ふるふると首を振り手を押し返すも笑われて何故かもう片方の手で頭を撫でられる始末。
全然やめてくれる気配がない。
「……なぁ」
「ん…ッ?」
「…お前の体、熱くなってる」
「く、くすぐったいの我慢してる、から…」
「……へェ」
晋助、さっきからずっと楽しそうだ。
仕返し出来た事がそんなに嬉しかったのかな。
後で覚えてろって言われたぐらいだし…
これから彼の弱いところ見つけてもいじるのは程々にしておこう。
ようやく手が止まった時には強張っていた体が一気にほぐれ長い息がこぼれた。
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李由華 - 更新頑張ってください!楽しみにしています! (2020年1月27日 17時) (レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
李由華 - おもしろくてドキドキしちゃいました! (2020年1月19日 0時) (レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - リリアさん» お返事遅くなってしまいすみません!!ログインされた状態で、設定画の検索からフラグ有含む、というのが選択可能になります (2020年1月6日 13時) (レス) id: cb7d4e3a10 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 何卒さん» お返事遅くなってしまいすみません…!この中ですと暗殺教室ぐらいですかね…作者も新作を作りたいと思ってるんですが、現在あるものの更新が滞っておりまして…新作はもう少し後になってしまいそうですm(_ _)m (2020年1月6日 13時) (レス) id: cb7d4e3a10 (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - また質問すいません。かっぱの子さんが教えてくれた、検索の際にフラグ含めが分かりません。できればでいいのでやり方?というのでしょうか?教えてくださると嬉しいです。(返信めんどくさかったら無視してかまいません) (2020年1月2日 13時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2019年5月29日 0時