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side沖田
「一本！そこまで！」
近藤さんのハリのある声で試合終了の合図が鳴る。
参った、というように竹刀から手を離し、床に転がり込んだ俺。
ほんと毎回、清々しい程の負けっぷりでさァ。
「クッソ…」
「お疲れ様、総悟」
「アンタ何でそんなに隙がないんでさァ」
「な、ないかな？そんな事ないと思うけど…」
ありやすよ。
但しこういう��闘い��においてだけどな。
色恋方面じゃ逆に隙だらけでィ。
なんて心の呟きは彼女には届かない。
初めてAと対峙してから彼女の強さを知った俺は、度々稽古をしてもらっていた。
そのたんび歴然の差を思い知らされる事になるが、そこんとこはもう吹っ切れた。
ぜってぇいつか追いついて、アンタをこの手で守る。
この誓いだけは変わらねェ。
ふー…、と息を吐き出すと体を起こし立ち上がる。
汗だくの俺に対して彼女は涼しい顔。
はは、と笑いながらいつも通りシャワーを浴びてくるからと先に部屋へ行っててもらった。
______________....
「こっちにいたんですかィ」
「うん、風が気持ち良かったから。さっぱりした？」
「へい」
部屋に戻ると彼女は居なくて首を傾げるも、部屋の前の縁側に腰掛ける姿を見つけすぐ側まで行く。
隣に腰を下ろしてトン、と頭を肩に預けると当たり前のように優しく撫でてくれる手。
吹き抜ける風と体を動かした事も相まっていつもより眠気が訪れんのが早ェ。
昼寝の時間はもうちょい後の筈なんだがねィ…
和らいでしまう気持ちに抗いようもなくウトウトとし始めると、不意に名前を呼ばれた事で目を覚ます。
どうしやしたかィ、と預けていた頭を起こして尋ねれば、ぽんぽんと自身の太ももをたたくA。
………これは、自惚れてもいいのか？
膝枕、してくれるって思っていいんですかィ…？
何も言わずただ笑みを向ける彼女に不安になりながら、恐る恐る今度は太ももに頭を預ける。
そろりと見上げれば優しい笑顔が視界いっぱいに広がり、ごく、と喉を鳴らした。
「おやすみ、総悟」
よく頑張りました、なんてガキをあやすような言い方で撫でてくれる手に、あの人を思い出し無性に泣きたくなった。
ふ、と閉じた瞼はどんどん意識を遠のかせ、心地よい眠りへと落ちていった_______
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かっぱの子(プロフ) - 皆さまこんにちは！お知らせしていた日替りの件ですが、キャラの募集の締め切りを11月末(金曜)まで伸ばしたいと思います！是非是非たくさんの方の投票お願い致しますー！ (2018年11月28日 20時) (
レス) id: f7e5f708ce (このIDを非表示/違反報告)
あさき - 高杉さんに3票です！ (2018年11月28日 7時) (レス) id: bb36b65e09 (このIDを非表示/違反報告)
月閖 - 投票失礼します！高杉さんに1票、銀さんに1票、出来たらアレスの天秤の吉良ヒロトに1票。無理だったら桂さんでお願いします！ (2018年11月17日 14時) (レス) id: 459605d5e8 (このIDを非表示/違反報告)
シャープ♯(プロフ) - 投票で、高杉晋助に2票、沖田総悟に1票でお願いします！ (2018年11月17日 14時) (レス) id: b2ab8709a3 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみ(・∀・) (2018年10月19日 10時) (レス) id: 86c39b16fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年8月19日 20時
