雨 ページ45
ハードなスケジュールにも慣れていつも通りレッスン場に向かっていた朝。
コンビニに寄って色々買い物をしてから行こうとした。
買い物を終えてすぐ近くのレッスン場まで歩いていこうしたら途端雨がポツポツとふりはじめる。
やばい、雲行き怪しいとは思ってたんだよな…
駆け足でビルまで向かうもだんだん強くなっていき、普通にびしょびしょ。
すぐ踊れるようにと着てきていたレッスン着も後で結ぼうとおろしていた髪も全部濡れた。
エントランスにいた受付の人に苦笑いされながら中に入る。
きっと中に扇風機とかあったはず、着替えはどうしよ、誰か余分に持ってないかな…
少しの期待を込めて濡れたままレッスン場に入る。
A「ねぇ誰かTシャツ持ってない？」
渡辺「持ってない、ってどうした」
阿部「いや濡れすぎ」
外見て分かるでしょ！雨降ってんだわ！
まあさすがにTシャツ持ってないよなぁと扇風機の前を陣どる。
向井「Tシャツは持ってへんけど」
康二が差し出してくれたのはパーカー。
季節的によく持ってたね、てか暑くない？
A「上に羽織るのは濡れちゃうから大丈夫よ」
向井「ええねんそんなの」
A「でも、」
向井「A、耳貸し」
康二にそう言われて私は髪を耳にかける。
私と同じようにしゃがんだ後康二は私に耳打ちする。
向井「目のやり場に困んの」
A「え？」
向井「Tシャツの下、インナー着てへんやろ」
A「…あ、ごめん」
それは申し訳ない、男に気を遣われてしまうなんて女として終わってる。
私は素直に康二のパーカーを借りて袖を通す。
渡辺「あーめっちゃえっちだった」
A「しょっぴー最低」
目黒「男の運命だよ」
何をそんなにドヤってるんだ。
渡辺「てかさりげなく康二ズルくない？」
目黒「そう、やり手」
向井「やり手ってなんやねん！」
3人のやり取りをみながらぼーっとしてると舘さんがドライヤーを持って部屋に戻ってきた。
宮舘「あったよ」
A「え、神、大好き」
宮舘「乾かして差し上げましょうかお姫様？」
A「ふふ、お願いしちゃおうかなぁ」
人に乾かしてもらうなんてあんまりないし、舘さんになんて最高じゃん？
渡辺「いいところ全部涼太に持ってかれた」
向井「油断は大敵やね」
目黒「お前もだけどな」
舘さんのドライヤーテクニックにウトウトしながら朝をすごした私でした。
ラッキーカラー
あずきいろ
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なの(プロフ) - 気分を害されたら申し訳なんですが、18ページの最後のところで変換ができてない部分があります^^;、他の方が気になるかもしれないので、出来れば治していただけると幸いです！ (2022年9月1日 0時) (
レス) @page18 id: 1073bf0d00 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 天音さん» いつもありがとうございます！リクエストのお話続編の方で書かせていただいたので読んでくださると嬉しいです(;_;) (2020年2月26日 12時) (レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 成葉さん» リクエストありがとうございます！すごく長くなってしまったんですけど続編の方でお話書かせていただいたので読んでくださると嬉しいです！ (2020年2月25日 18時) (レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
Azu(プロフ) - みんさん» おけです！ありがとうございます！ (2020年2月25日 7時) (レス) id: 11fc9b4a8e (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - なみさん» リクエストありがとうございます！続編の方でお話書かせていただいたので読んでくださると嬉しいです<(_ _)> (2020年2月25日 1時) (レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みん
| 作成日時：2020年2月20日 0時
