Knightsのプロデューサーは忙しい (ページ21)

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NO.19 ページ21

『私を…?』

羽風「手に入れる方法…?」

薫と顔を合わしはてなマークが浮かぶ

天祥院「そうとなれば、早速用意しないとね」

蓮巳「英智、貴様何をしようとしている」

敬人がジロリと英智を睨んだ

天祥院「ふふっ♪Aはまだだったよね？」

『何がよ、』

天祥院「僕に処刑されるのは」

瀬名「は、」

急にせなっちが起き上がった

羽風「処刑、？」

ガタッと音が響いた

宗が呆然と立ち尽くしていた

宗は元々5奇人だ、きっと嫌なことを思い出したんだろう

あの時の悲惨を＿＿＿＿＿＿

『千秋、宗を保健室に連れてって、それか屋上、とりあえず人が少ないところに連れてって』

守沢「あ、あぁ！」

宗は心配そうな目でこちらを見た

私たちはあの時を知ってるからだ

パタンと教室のドアが閉まり、静まり返った

『処刑処刑って、あんたまだそんな元気あるの』

天祥院「僕はまだまだ元気だよ」

『(嘘つけ)』

天祥院「君は見ただけだもんね、月永くんが処刑されたのを、チェスが処刑されたのを」

『プロデューサー枠の私がどうやって英智に処刑されるのよ』

天祥院「そんなの簡単だよ。」

ニコリと英智は笑った

天祥院「君が月永くん、Knightsにとって要らない存在になればいいだけだよ」

『ぇ、』

蓮巳「英智、！貴様ッ！！！」

天祥院「さぁーてと、僕はもう行くね。忙しいから」

教室を出ていった英智、それを追う敬人

教室にはいつの間にか、瀬名、羽風、私の3人だけになっていた

『どうしよ、私要ら、ない?要らない存在に、なるの？』

急に頭に不安がよぎった

その場に屈み腰になり、頭がジンジンと痛くなった

零「A!!!!!」

久しぶりに普通に呼ばれた気がする

『れ、い、？』

零「全部、薫くんから聞いておる、それより何が＿＿＿＿＿＿」

ここには、涙目でいや泣いているせなっち、呆然と立ち尽くしている薫、そして不安でいっぱいの私だけしか居ないのだ

零「遅くなったな、、すまねぇ、」

昔の零の様な雰囲気がした

私は保健室行きになり、早退しその日は悲惨で終わった

『(せなっちや薫、あ、宗大丈夫かな)』

ベットで横になりながら考えた

そもそも私はレオからもう近付くなと言われた人間だ

それを知って、英智は仕掛けたんだろう

『どうなるの？』

私のKnights