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30話 ページ30

「破壊されるべきは漫遊寺中にあらず、我らエイリア学園に歯向かうお前たち雷門イレブンと決まった!」

「勝手に決めちゃってるよ」

「漫遊寺中は6分で片付けた。だがお前たちはジェミニストームを倒したその実力を称え、3分で決着とする。光栄に思うがよい」

「3分!?」

「だからなんで勝手に決めちゃうかな?」

「本当腹立つなあたしそういうのだいっ嫌い」

「だったら僕たちも3分で片付けちゃおうよ!」

「おもしれぇ」

『舐めてるのか舐めてないのかよく分かんないな』

皆口々に文句を言うが吹雪の発言に染岡がにんまり笑って同調する。デザームに負けず劣らずイプシロンを吹雪は舐めているのではないかと考えた蒼龍だが、実際のところ知る由もない。

「エイリア学園ファーストランクチームイプシロンの力思い知るがいい!」

「3分だなんて…」

「それだけ私たちに対して本気なのよ」

「ええ、でも漫遊寺戦での6分間でイプシロンがどういう戦い方をするかは掴めたわ」

 平然と言った瞳子にベンチにいた蒼龍以外の皆が驚いた。

「ジェミニストームはスピードで押してくるチームだった、それに比べて漫遊寺中との試合見せたイプシロンの戦いは的確にFWを封じて相手の攻撃を削いでくる。
漫遊寺が敗れたのは満足なプレーをさせてもらえなかったから」

(FWを封じる…なら吹雪と染岡の動きを止めてくるか)

 端から見ればぼーっとしているように見えるが実は考え事中の蒼龍の背後から「はい!お待たせ致しました」と声がした。

『うおっ!』

 いきなり聞こえた正体不明の声に驚き振り向くと同時にベンチから落ち尻もちをついた蒼龍。驚いたのは蒼龍だけではない。秋や夏未、春奈に目鏡、漫遊寺中ですら驚いている。

「おやっ!蒼龍さん大丈夫ですか?」

『あ、あぁだいじょう…誰っ!?』

 声をかけられれ反射的に大丈夫と言おうとしたところでいや待て、誰だこの人は、と我に返った。本当に誰だ。

「これはこれは!自己紹介が遅れました!私雷門中将棋部の角間圭太と申します!以後お見知りおきを!」

「角間くんはね、雷門中の試合の実況をしてくれるのよ」

 角間からの自己紹介に秋が付け足した。

『…はぁ、実況…そりゃご丁寧に…あっ、どうも初めまして蒼龍月都です。よろしく』

 立ち上がってハーフパンツについた土を払い相手が自己紹介したのならこちらもしなければとペコリと頭を下げて名乗った。

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作者名:南極 | 作成日時:2019年11月29日 20時

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