2 ページ2
鬼殺隊へ入隊するために本来ならたくさんの鬼が生け捕りにされている籘襲山
しかし今この山には鬼は一体も居ない
不死川は山に着きすぐにその話が本当なのか細かく探し始めた
が確かに鬼はいない
「マジで誰かが殺したのかァ?もしかして鬼にも病気とか…」
そんな事を考えながら歩いていくと
水辺に少年が1人居た
「!おいそこのお前」
『俺が殺った』
「は?」
『鬼が全滅した原因を聞こうとしてたんじゃないの?』
「そうだァ…」
(けど俺口に出したりしてたか?出してねェはずだ)
『ごめんね、俺第六感が働くみたいで何となく分かっちゃったんだ』
(また読まれた!?)
『それにしても勿体ないね』
「?」
少年が不死川の頬に手を置く
『この傷たち…もっと自分に優しくしてもいいんじゃない?
折角の綺麗な顔が台無しだよ?』
「う、うるせェ!///」
『おっと、口が悪いところも可愛いね』
「っ!////」
怖いとはしょっちゅう言われ、初対面では目すら合わせてこない者等が多い中
少年には目を真っ直ぐ見つめられ、キスが出来てしまう程の至近距離、
極め付けは口説き文句ときたら流石の不死川も照れてしまう
それに少年はとても容姿が整っていた為余計だろう
「それより俺と一緒に来い」
『折角掃除して住みやすくしたのに?』
(住みやすく?)
『まあここで断って君に帰ってもらってもきっと別の人が俺を呼びに来るだろうし…いいよ』
「話が早くて助かる、ついて来いよォ」
『ちょっと待って』
「なんだよ!やっぱやめるなんて言わねェよなァ?」
『おんぶ』
「は?」
『おんぶして連れてってよ
自分で動くのは面倒だから』
「テメェ調子のるなよォ?」
今にも不死川は少年に怒りで飛び掛かりそうだが少年は余裕の表情で
『頼むよ…お兄ちゃん』
「…チッ早く乗れ」
『ありがとう』
(クソッなんでこんな奴乗せてかなきゃいけねェんだ
だが懐かしい…コイツの事悪い気はしねェな)
『Aだよ』
「?」
『名前。君は?』
「不死川実弥」
『よろしくね、実弥』
「あァ」
不死川はAを背負いながら本部へ向かった
315人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もこ(プロフ) - コメント失礼します!私男主の愛され大好物なので嬉しいです!鬼滅の刃のキャラ全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってください! (6月23日 18時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
genkiippai0708n(プロフ) - 神の呼吸の拾の型を作ってみた 拾の型召喚されし神々の鉄槌【効果】半径5メートルにいる鬼の頸を斬る (2020年7月5日 15時) (レス) id: 6f9d963a04 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星 - おもしろーいなァァァァ!!! (2020年4月5日 20時) (レス) id: 5158f6f325 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑炭酸(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくです! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 72cb3f7599 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 面白いです!更新頑張ってください!! (2020年2月2日 0時) (レス) id: 9cff279d18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:炭酸 | 作成日時:2019年12月21日 21時