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Aside

子供のようにポロポロ大粒の涙を流す彼

でも恥ずかしいのか、そっぽ向いちゃって

可愛いなぁ

『るぅとさん』

「んぅ?」

『受け取ってくれないの…?』

彼にあげる方の大きいクローバーを差し出す

彼は受け取ると、笑顔になった

「ありがとっ…」

私は、その優しい笑顔を両手で包み込む

『やっぱり、るぅとさんは笑顔が似合うね』

「っ…ははっ、久々に聞いたなw」

彼は私を抱きしめて、「やっと逢えた」と言った

『んふふっ、もう随分前から一緒にいるでしょ?』

「そうだけどぉ…」

「ねぇ、」

『ん?』

「僕の初恋はAだ」

彼は今日一番の笑顔で言った

そんなに嬉しそうな顔されると、なんだかこっちまで嬉しくなる

『私の初恋もるぅとさんだねっ、!』

おもいっきり抱き付いて、彼を困らせてみる

泣きすぎて力が入ってないのか、ぺたんと座り込む彼

ちっとも痛くないのか、ずっと笑顔だった

彼は私の横髪を優しく耳にかけて、私の頬に手を添えた

私は目を瞑る

そして、唇に柔らかいものが触れた

一度離れる

パチッと彼と目が合う

彼はそっと目を細めて笑った

そして後ろに寝転がった

彼の上に座っていた私は、彼の上に馬乗りになっている状態

少し恥ずかしい気もするが、彼はお構い無し

もう一度キスする

さっきより長く、とろけるような甘いキス

すると、襖が思い切り開いて声が聞こえた

「みんなで人生ゲームし…」

さとみさんの大人なカッコいい声

だけど私達を見た瞬間、無言で襖を閉めた

そして皆に「部屋に居なかったー」と嘘をついて、声が遠くなっていった

とことん良い人だなぁ…。

さとみさんが出ていった襖を見つめる

「…んぅ、僕のこと見てくれないとヤダ。」

私が彼を見つめると、嬉しそうに微笑んでもう一度キスをした

すると、彼の手がゆっくりと私の服に入ってくる

私はその手をぺちんと叩いた

『2日連続は体が持ちませんっ』

「ですよねーw」

彼は分かっていたかのように笑っていた

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痛い奴(プロフ) - 追記: 盗作の作品消去されたみたいです。 (2022年1月5日 12時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - ぺろんさん» ほんとにすみませんm(*_ _)m盗作だったんですね………読者も通報とかできる限りの事は頑張ります。ぺろんさんの作品大好きなので新作楽しみにしています!! (2022年1月5日 12時) (レス) @page46 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろん(プロフ) - 痛い奴さん» ご報告ありがとうございます🙏🏻その作品はこちらが作った物ではないので、盗作されてしまったようです…。注意喚起など頑張って対処致します。ホントにありがとうございました! (2022年1月5日 1時) (レス) id: e87da7865a (このIDを非表示/違反報告)
アオヤギ - こういう感じで莉犬くんバージョンも作ってほしいです‼︎ (2022年1月4日 21時) (レス) @page11 id: 78343aace0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - 追記: 本人さんが新しくプリ小説を始めていたのならすみませんm(*_ _)m (2022年1月4日 20時) (レス) @page18 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年4月25日 0時

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