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ー49ー ページ3

るぅとside

トイレの水が流れる音が聞こえる

そして、ぎいっとドアの開く音

『…へ?』

彼女は僕が居なくなった事に気づいたようだ

『る、るぅとさぁん…?』

『どこですかぁ…。やぁだ…こわぁい…』

僕はクスクスと笑うのを堪える

『うっ…ふぇっ…こわぁいよぉ…』

とうとう彼女が泣き出ししてしまった

僕は慌てて出る

「わあぁ、Aごめんね」

『るぅとさぁん…?ほんもの…?』

「ほんもの。脅かしてごめん…!」

彼女を抱きしめる

『っ…怖かったぁ、!』

「暗い中一人にさせちゃったら怖いよね、ごめんね」

彼女はこくこくと頷いた

そして、涙でぐちゃぐちゃな顔でこう言った

『るぅとさんが…お化けさんに拐われたかと思ったぁ…!』

え?僕?

…僕を心配して泣いてくれてたの?

ずるいよ、可愛すぎるよ

「ごめんね、お部屋戻ろ?」

来たときと同じように、手を差しのべる

だけど彼女は首を横に振った

『抱っこ、!』

彼女は責任取って!と言わんばかりに両手を広げる

「分かった」

僕はそんなAを抱き上げる

抱っこした時に手の位置分からなくなって、色んな所に手を置いたりしているA

一回一回の行動がずるいんだよ、ばか
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Aside

さっき意地悪されたから仕返ししてやろーっ

悪戯心で、私を抱っこしてる彼にキスする

彼の手元が揺れる

そして、ピタッと足が止まる

前が見えないから、ぶつからない為の気遣いだよね

そういうさりげないところ大好き

「…はぁ、不意打ち禁止!」

『えへへっ』

あまりにも嬉しそうな顔で言うから、こっちまで笑顔になった



そっと布団に降ろされ、毛布を掛けてくれる

そして、ぎゅっと引っ付くように毛布に入ってきて

彼の温もりが伝わる

そして、彼の心臓の音も聞こえる

私の音は聞かれたくないんだけどね

…だけどやっぱ彼ならいいや、なんてね





自惚れ過ぎ注意!

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痛い奴(プロフ) - 追記: 盗作の作品消去されたみたいです。 (2022年1月5日 12時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - ぺろんさん» ほんとにすみませんm(*_ _)m盗作だったんですね………読者も通報とかできる限りの事は頑張ります。ぺろんさんの作品大好きなので新作楽しみにしています!! (2022年1月5日 12時) (レス) @page46 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろん(プロフ) - 痛い奴さん» ご報告ありがとうございます🙏🏻その作品はこちらが作った物ではないので、盗作されてしまったようです…。注意喚起など頑張って対処致します。ホントにありがとうございました! (2022年1月5日 1時) (レス) id: e87da7865a (このIDを非表示/違反報告)
アオヤギ - こういう感じで莉犬くんバージョンも作ってほしいです‼︎ (2022年1月4日 21時) (レス) @page11 id: 78343aace0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - 追記: 本人さんが新しくプリ小説を始めていたのならすみませんm(*_ _)m (2022年1月4日 20時) (レス) @page18 id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年4月25日 0時

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