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ー34ー ページ35

るぅとside

僕とAがちゅーしたり、「愛してる」って言い合ったり

いちゃいちゃしていると、「わかがし〜!」と元気よく莉犬が入ってきた

「…あ、ごめんなさーい」

そう言って襖が閉まる

『っ〜!』

顔を真っ赤にして僕に抱きつく彼女

僕は襖の奥に話しかける

「莉犬?どうしたの?」

「えっと…入っていい?」

「よいぞっ」

おずおずと襖が開く

頬を赤らめながら入ってきた莉犬

なぜ莉犬が照れているのだろうか

「っあー…えっと…朝ご飯…食べる…?」

「食べる」

莉犬は「分かった!もう出来てるから、気が向いたらおいで!」と言い残して去っていった

莉犬が去ったのを確認したのか、顔を上げた彼女

『うぅ…ちゅーしてるとこ見られた…恥ずかしいっ』

「んぇ?ころちゃんの前でしたじゃん」

『あの時と体勢違うもん』

まあ、今にもいかがわしい事しますって体勢だ

『もう顔合わせらんないよぉ…』

僕の肩に顔をすりすりと寄る

…別に顔合わせなくたっていいのに

なんて思ってしまう僕は、よっぽど彼女を愛してるんだろう

「ん…どうする?」

「ご飯食べに行く?それとも、もうちょっとちゅーしてく?」

彼女は顔を更に赤くして

『もうちょっとっ、』

と僕にキスを求めた

「可愛い」

僕はそう呟いて、彼女と唇を重ねた

甘えん坊な君も大好きだ



ご飯を食べる前に皆に挨拶しようと、中央の部屋に行く

「あ、おはよう」

最初に組長が声をかけてくれた

「おはようございます!」

僕は元気よく返事する

ころちゃんは、さっきの定位置でまだ寝ていた

「おはよーさん」

「おはよぉ!」

ジェルくんとあかねちゃんが挨拶してくれる

二人はもうご飯を食べたようだ

「…部屋でいちゃいちゃしてたんだって〜?」

組長がにやにやしながら言う

『あ、はは…』

「可愛いお嫁さんを愛でずにはいられなくって」

僕はそう言って彼女のおでこにキスをする

莉犬はぽかんと口を開ける

さとみくんはチラ見して、また反らした

大人な反応だ

ジェルくんとあかねちゃんは微笑ましく見つめていて

組長が何故かスマホで写真を撮っていた

『な、ななもりさん…?』

「…んぁ、ごめんね?二人が可愛くってつい…」

頬を人差し指でかく組長

まさか組長の写真フォルダーには…!

あとで写真を貰おう

Aの可愛い写真をね

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ちさの(プロフ) - 急にすいません!前作のさとみくんところんくんの作品のパスワードを教えて頂けると幸いです!数年前に主の作品閲覧してとても素敵で読み返したくて連絡しました!お返事あるとうれしいです! (2月4日 13時) (レス) id: 41329be7f2 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 関係ないことすみません。ころん君作品の「うちの秘書(彼女)が愛おしい」のパスワードを教えて頂けると幸いです。すみません (10月28日 20時) (レス) id: bc3ef18ba1 (このIDを非表示/違反報告)
みれー(プロフ) - 何故かすごい場違いに遠井ちゃんのドレス姿想像して悶えてた私とは。 (2021年4月7日 1時) (レス) id: 1a09ad4f7d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ@低浮上(プロフ) - 突然コメントすいません(汗)3週目です!るぅとくんも良いけどころんくん版も見てみたくなる。。。( (2020年9月5日 9時) (レス) id: 3b0784c8a4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 遠井さんとあおいちゃん幸せそうww羨ましいww (2020年8月16日 11時) (レス) id: a29804fdb2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺろん | 作成日時:2020年3月27日 20時

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