・...T.M ページ11
増田「それに別に料理ができなくてもいいんじゃないの？」
A「どうして、、、？」
そう聞いた瞬間、慶ちゃんとシゲちゃんが帰ってくる。
小山「ねー、聞いてよ まっすー、A！あのねさっきシゲちゃんがね、、、」
慶ちゃんがそう言いかけた瞬間、
増田「小山、ごちそうさま ちょっと食後の甘いもん食べたいってAが言うからAとコンビニ行ってくるわ 俺も買いたいものがあるし」
まっすーがそう言った。
え？甘いもの？
私がえっ？えっ？って表情でまっすーを見つめると、しーと人差し指を立てて左手で私の手を握る。
小山「え、俺も行きたい！」
加藤「俺も行く」
二人も行きたいと言いだした。
まぁ、そうなるよね、、、
増田「だめ」
真面目な顔つきで二人を見る。
増田「4人で行くと目立つだろ、小山はエクレアでいい？で、シゲは何が欲しいの？」
加藤「、、、なんか適当におつまみ」
増田「ん、了解」
何かを察した二人はこれ以上何も言わなくなった。
うん、私も分かる。これは、これ以上何も言うな、っていうときのまっすーだ。
ダテに15年以上一緒にいるわけではない。
増田「A、11月といえど夜だからね 温かい格好して」
と、まっすーがマフラーを自分のバッグから取り出して、私の首に巻きつける。
増田「よし」
私を見て満足そうな顔をする。
増田「んじゃ、行ってくるわ」
A「あっ、慶ちゃん、シゲちゃん行ってくるね！！」
小山・加藤「行ってらっしゃい」
小山「気をつけてね！」
バタンと玄関のドアが閉まる。
増田「ん」
と、まっすーが左手を差し出す。
ギュッと右手で手を繋ぐと満足したかのように歩き出す。
やけに静かな道。
まっすーと二人なんて慣れているはずなのになぜか緊張する。
増田「Aさ」
まっすーが口を開く。
増田「俺、料理できないじゃん？どう思う？」
A「どうも思わない」
増田「小山やシゲはできるのに？」
A「それ以上にいいところだって知ってるし、それにまっすーは男の人じゃん」
増田「今の時代、男女関係ないと思うけど」
増田「俺だってAのそれ以上にいいところいっぱい知ってるよ」
増田「気にしなくていい それに練習した餃子は美味しかったし、やればできる子なんだよ、Aは」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えり(プロフ) - 結乃さん» はじめまして！ご指摘ありがとうございます。修正しておきますね！ (2022年3月25日 8時) (
レス) @page5 id: 0ce97278be (このIDを非表示/違反報告)
結乃 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡ •...K.Kのここの部分 私がいるかなかな？そりゃ、警戒するよね、久しぶりだもん。 これ正しくは私がいるからかな？ではないんでしょうか？ (2022年3月25日 1時) (レス) @page6 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えり | 作成日時：2022年1月6日 13時
