Dr.SnowManさんたちの日常(6)

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渡辺side




今日は俺が出勤日で、蓮が休みの日だったからAのことは任せて仕事に集中。



特に急患もなくて、定時に仕事上がれたから、まっすぐ家に帰ったら２人でベッドに寝てた。




A体調悪くなったから、蓮が一回寝かせてそのまま添い寝パターン？




心配になって、Aのベッドに引っ掛けてる聴診器を取って服の裾から手入れたら、



"んんっ、、、、"ってAが目覚ました。






貴「あ、、翔にぃ、、おかえり。いきなり聴診してどうしたの、、、？」



渡「いや、寝てるから体調悪くなったのかなーって。」



貴「ううんっ、、。ただ蓮兄とベッドでダラダラしてたら眠くなったから、そのまま寝ただけ。」



渡「あ、そう、、、まあ、ならよかった。」



貴「翔兄帰ってきたら、宅配頼もうって話してたの。

翔兄何が食べたい？」



渡「うーん。釜飯とか食べたいかも！」



貴「じゃあ釜飯頼もっか^ ^

てか、蓮兄いつまで寝てるの！翔兄帰ってきたよ！(ﾄﾝﾄﾝ」





俺らがこんだけ蓮の頭上で会話しても、今なお爆睡する蓮を2人で起こしてから、リビングで頼みたい釜飯を考える。



他の人が見たら何気ない光景かもしれないけど、俺たちからしたらこうやって兄妹３人でゆっくり過ごせる時間が本当に貴重で。



大変なこともあるけど、Aを在宅看護できる環境になって本当に良かった。



こんな可愛い妹をずっと病院に置いて、寂しい思いさせるなんて俺には無理だったし。






渡「うわっ、！うまっ、、！！」



目「ははっ、、笑 いっつも同じ反応すんじゃん。」



渡「いや、だってマジで美味いもん！ほら、一口食ってみ？」




ってみんなでそれぞれ頼んだ釜飯をシェアしながらワイワイ晩飯食って、Aに薬を飲ませる。




小さい頃は"こんなおっきい錠剤飲めない〜"って泣くAを2人で励ましながら頑張って飲ませてたなぁって懐かしくなった。



うちのお袋は意外と厳しくて、イヤイヤ泣くAを結構怒ってたから、俺たちが慰め役やってたのよ。(まあ、お袋はAを治したい一心だったんだろうけど。)





渡「A、まだ体調万全じゃないだろうから、一旦ベッドに横になろ。」



貴「はーいっ、、。」



渡「あー、、またぐるぐる回っただろ。管がぐちゃぐちゃになってる。」



貴「本当だ。なぜかいっつも絡まる、、、翔兄、直して〜〜笑」




そう言って甘えてくるから、仕方ねぇなって言いながら絡まった管を解いてく。

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