私とリンゴアメ ページ7
年相応に感想を言うエリちゃんは愛らしかった
「冬藍お兄ちゃんが出てきてお客さんたちふわふわなって、とても格好良くてね!
横の方でもぷかーってグルグルーって光ってて、女の人の声がワーってなって私……わああって言っちゃった!」
とても楽しんでくれてるみたいでよかった
満面の笑みを浮かばせられることが出来たのだ
「楽しんでくれて良かった」
「まだまだ文化祭は始まったばかりだよ、エリちゃん」
ニヤリと笑ってエリちゃんを見る
『華麗なドレスを裂いての演舞!!強さと美しさの共存、素晴らしいパフォーマンスです!』
壇上では煌びやかなドレスを纏った拳動ちゃんが次々と割っていく
今私達はミスコンを見ている
波動先輩も出るみたいだ
拳動ちゃんの次は絢爛崎さんだ
サポート科の方で自身の顔を催した機械でランウェイを前進していく
「これは何する出し物?」
「ちょうど今分からなくなったとこだよね」
確かに絢爛崎さんのを見ているとよく分からなくなってくるが此処は訂正しなければ
因みにエリちゃんは緑谷くんが抱えている
私ばかりエリちゃんと触れていますからね
慌てていたけど今は中々様になっています
「ミス・コンテストと言って美しい女性に順位をつける催し物です
基本はミスコンと呼ばれるものですよエリちゃん」
「？冬藍お兄ちゃんは…?」
「私は出ませんよ、アレは仕方なくですから」
エリちゃんを撫でる
心底不思議がっているのをみて苦笑する
「でも結構慣れてたような…」
「ん?」
「あ、いや、その…」
「まぁ私の容姿を武器にして女性に絡む輩を潰していましたからね」
か弱い女性を守るのが男の役目でもあるんですよ、ですからエリちゃんも守らせて下さいと言い頬を撫でると顔を真っ赤にして俯いてしまった
「……流石だね…冬藍くん」
「まさかとは思っていたけど……やっぱり天然たらしだったんだね!冬藍くん!!」
「え、これは褒められている…?コレ喜んでいいんですか?」
そんなことをしていると波動先輩が出て来た
水色のふわふわとした衣服に身を包む先輩
個性を使いふわふわと浮遊する様は妖精みたいだ
「綺麗ですね、波動先輩」
「うん…………」
「波動さんのよさが輝いているよね」
通形先輩の目はとても嬉しそうだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 210人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
爽@推しに貢ぎたい隊長(プロフ) - お久しぶりです！ログインした推し隊です。続きがとても気になります！更新頑張ってください (2021年3月26日 15時) (
レス) id: f8f17f4c0f (このIDを非表示/違反報告)
貴方の作品のファン - 続き書いてくださいお願いしますm(_ _;)m (2020年10月24日 21時) (レス) id: b6500f375f (このIDを非表示/違反報告)
爽@推しに貢ぎたい隊長 - オリジナルのストーリー構成や原作を異能力で崩壊させない…本当にすごいと思います！更新頑張ってください！ あともう治ったかも知れませんが骨折お大事に… (2020年7月20日 18時) (レス) id: c073153657 (このIDを非表示/違反報告)
雪もち - ヴァンパイア様!コメント有難う御座います!候補として少しストーリーを考えておきます! (2020年6月14日 9時) (レス) id: 9c946f0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
雪もち - 有難うございます……でも後悔はしていない(ｷﾘｯ)更新サボってすみません!頑張ります! (2020年6月14日 9時) (レス) id: 9c946f0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪もち | 作成日時：2020年5月29日 8時
