私と出し物 ページ47
「此からは会えますよ、エリお嬢様」
冗談めかして声を高くしウインクをする
私の腕の中にいるエリちゃんと目があう
「本当…!!」
「はい、それに……」
「文化祭に来るなら私とデク、ルミリオンにも会えますよ」
「文化祭って言うのはね!俺達の通う学校で行うお祭りさ!
学校中の人に楽しんで貰えるよう出し物をしたり食べ物をだしたり……
あ!リンゴ!リンゴアメとか出るかも!」
「リンゴあめ………?」
「リンゴをあろうことかさらに甘くしたスイーツさ!」
その言葉にエリちゃんは「さらに……」と呟き目を輝かせる
「相澤先生、こんなに期待させて仕舞って無理だなんて……ねェ?」
「………校長に掛け合ってみよう」
半ば脅しとも取れる言葉に相澤先生は携帯を取り出す
笑って(威圧をかけて)先生をみていると
「……私、考えてたの。助けてくれたときの……助けてくれた人のこと……ルミリオンさん達のこと、もっと知りたいなって考えてたの」
希望を映して、キラキラと輝くエリちゃんの瞳
私を見上げてほんの少しだけ上がる口角
これは文化祭…良いものにしなければ
「お、帰ったか」
「ただいま、久しぶりだね焦凍」
「ああ…文化祭の出し物決まったぞ」
「無事に決まったんだね、なんだい?」
すると芦戸ちゃんがひょっこり現れた
「1-Aは〜〜〜バンド演奏とダンスだよ〜!!」
「髪長ーい!!めっちゃ綺麗だねー!!!」
「ふつくしい…」
「輝いている……綺麗に磨きが…!!」
「何か神々しくなったなA」
「?それはどういう意味かい切島くん」
「それであの金色に光る奴使ったらヤバそ」
「神になるんじゃね」
「A神ご光臨ってか!」
「「おお…！」」
「稲荷神と一緒はやだな…」
「ｸｼｭﾝｯ……酒か?ﾊｯもしや酒がわしを読んで居る…！」
「(何言ってんだろ…ﾎｹｷｮ)」
「(遂に頭いったのか……俺の同族の姿を催した神だってんのに……)」
………………
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
後藤(プロフ) - アニメヒロアカ始まりましたね！だからって訳ではないですが。ﾁﾗｯ更新待ってます。ﾁﾗｯ (2021年8月1日 13時) (
レス) id: 37f437e0f5 (このIDを非表示/違反報告)
乱数 - ペットの名前刀剣乱舞((((黙 ごめんなさいぃ(土下座) (2020年11月30日 9時) (レス) id: caaaa82ffc (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - 誠に恐縮ですがイナサくんの名前は、”五十嵐”イサナでは、なく”夜嵐”イサナでございます。私めが口出しすることではございませんが、少し気になってしまい指摘させて頂きました。申し訳ございません (2020年9月29日 23時) (レス) id: e068332aca (このIDを非表示/違反報告)
雪もち - 琴葵さんシリーズ一気読み有難う御座います!嬉しい…本当に嬉しいです…! (2020年5月29日 5時) (レス) id: 9c946f0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
雪もち - あなたのためのさん有難う御座います…!あ、嬉し過ぎて涙が…更新は焦らず此からも頑張っていく所存です! (2020年5月29日 5時) (レス) id: 9c946f0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪もち | 作成日時：2020年5月26日 16時
