私は要らない子だから

側にいる ページ13

「！？え、え？ど、どうしたんですか？十四松さん」


ふっ、私は心の中で呼び捨てにしているのさ



十四「な、なんでもない。君はほっといて。僕らに構わないで。」


なるほど。触れられたくないパティーンですか
でも、ここで引き下がるような女じゃないよ、私は。
好きな人(キャラ)が悲しそうにしてたら放っておけない。



「わかりました。

あなた達には今後なるべく関わらないようにします。
けど…十四松さんが泣いている間、側にいてもいいですか？」


十四「は？」


「だから、十四松さんが泣いている間、側にいたいですけど！」



十四「泣いて、なんかないし。」


「そうでしたか。なら、私、勝手にここでお弁当食べてもいいですか？
その間、十四松さんが側にいてください！」



十四「なんで、そんなこと」


「だって、女子が屋上です一人で食べるなんて可哀想すぎでしょう？」



十四「早く、食べてよね。」



「早食いは太る原因なんですよ？女の子を太らせてはいけません！」


そのあとは十四松はなんにも言わなかったけど時々泣いていた。


「よし、食べ終わりました！じゃあ、先、行っててください！一緒にいっても嫌でしょうし」


十四「…」


「？どうしましたか？やっぱり、嫌でしたよね。ごめんなさい。でも、もう関わらないので大丈夫です。安心してください」


私は大バカ者だ。もう、関わることも話しかけることもできない。
でも、遠くからみてるだけでいい。
それに、少しでも心が楽になれたらなんて。
思った。
まぁ、いじ.めっこに慰められても嬉しくないだろうけど
いじ.めた覚えないけどね


十四「…。これ、君にあげる」


紙を渡された。なんだろ


「…！！え、え、まちがってません！？これ、電話番号とメールアドレスですよ！？」


十四「あげるって！じゃあね！」


そうって十四松は乱暴にドアを開閉して戻ってしまった



「え、えぇ…」


嬉しいのだけど驚きが勝ってしまって素直に喜ぶことができない

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