私は要らない子だから

お昼 ページ12

午前の仕事が、やっと終わってお昼ご飯を食べる時間だ。


誘って、みようかな


「あ、あの。お昼一緒に食べませんか？」



トド「はぁ？ふざけんのもいい加減にしてよ」


おぉ！かわいかった！なんだあれ！黒目でかいし、女子力高いし！
おっと、そうじゃない。

やっぱり、嫌われてるか…
やだな。もう！神様のばかぁ！


神(おっほん。ここにいるんでけど？僕がなんだって？ん？もう一回言ってみな？)


こっわ！私の脳内に話しかけて、笑ってる感じするけど目は絶対笑ってない！

(な、なんでもないです。神様、すげーと思いました…)


神(そうだよね？そうじゃなきゃ、おかしいもんね。)


(は、はい)


神(ところでさ、全然、進歩してないけど？)


(あっ、いや、その、はい。やっぱり、私のこと嫌いみたいで…)



神(んー、仕方ないな。ヒント、教えてあげよう。)



(え！？なになに！？)


神(君がまだ話してない十四松君、今、屋上にいるよ？)


(えっと、それが？)



神(まーまー、行ってみな。そこから君がどう対応するかみてるからね？)


んじゃ。そういって神様との通信？は途絶えた


え！？なに、怖いんですけど！


取り敢えず行ってみるか

とは言ったものの、屋上、遠い。なんだこれ。

お、やっとドアが見えてきた。
ガチャリとドアノブをひねってそっと、開けた


そこにいたのは十四松だった。
背を向けている状態からくるりとこちらを向いた
目を赤くさせて。

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