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｢………もしかして、別れ話をするの｣
｢なんでそうなるんですか！！！｣
思いの寄らないそらるさんの推理にさっきまでの幸せの笑みが消える
こんなに好きだって言ってるのに、やっぱり信じてもらえていないのだ
なにか裏があるって思われている
｢いやだって、俺を傷つけないために言ってるんじゃないの？今の俺がめんどくさい自覚あるし………Aに迷惑すごくかけてるのも分かってる｣
｢彼方さんに頼られるのはとっても嬉しいことなんでいいんです！
というかむしろ感謝までしてますね！この状況に！！
だって20歳まで家に来ちゃダメって言われたのに、今じゃ寝泊まりしてますもんね！｣
｢ごめん｣
｢なんで謝るんですか｣
｢迷惑かけてるから｣
｢はぁーーーー｣
大袈裟に大きなため息をつく
ここまで頑固だと本当に考えものである
迷惑じゃないって言ってるのに
めんどくさくないって言ってるのに
好きだって言ってるのに
｢もう一度言います。私、一ノ瀬彼方さんが好きです。｣
｢だからそれは俺のための───｣
聞き飽きた理論をぶった斬るようにして携帯をつきだす
もちろん自分のもので、その画面にはTwitterが映し出されてるだろう
｢は？これ本当に……｣
｢ええ、もう投稿しましたよ。ここに来る前に
どうです！｣
膝立てに体勢を変えてそらるさんに勝ち誇った顔をした
でもそらるさんは私の画面に釘付けでこっちを見てくれない
｢馬鹿なのか………？｣
｢失礼ですね……。あなたがいつまでも信じないせいですよ。好意を受け取って貰えず、お世辞だ。接待だ。慰めだ。って言われる私の身にもなって下さい！｣
私のツイートは今大炎上しているだろう
確実にトレンド1位だね
初めてだ、嬉しいねぇー(棒)
ツイートの文面にはそらるさんを好きで少し前からお付き合いしてること。それからデートをした時の写真を貼り付けてやった
もちろんモザイクはかけさせてもらったけど………
これで私も後には引けない。
｢責任とってくださいね｣
｢本当に……本当に俺なんかでいいの｣
｢いいんです。そらるさんが……彼方さんがいいんです。
好きです、彼方さん。｣
｢キミの行動力には、会った時から敵わなかったよ。
俺も………俺も好き｣
───初めてのキスみたいに甘い甘い優しいキスを私たちはした。
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うみ(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/pearl122636/ (2021年12月3日 0時) (
レス) id: 77005ad5b8 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ああああさん» いえいえ、良かったです笑 (2020年10月28日 22時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - 読めました！本当にありがとうございます！(遅くなってすみません…) (2020年10月28日 21時) (レス) id: f63922dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ああああさん» R表示でも無理なら……ウェブの方でURLを貼っていただく他ないようです泣すみません (2020年10月26日 20時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
ああああ - あの、題名とURLどちらをコピペしても見れません…どうすればいいのでしょうか… (2020年10月26日 20時) (レス) id: f63922dcd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pearl12261/
作成日時：2020年7月29日 16時
