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惚れた弱み。
お願いされたらダメとも言えず、しかもそれが俺の事なのだからなお言いずらい
仕方が無いのであと2分ほどで終わるであろう俺の動画を待つとしよう
彼女の隣に椅子を寄せて座る
彼女は瞬きすらしてないのでは？っと疑うほど真剣に見てた
そんなに内容の濃いものじゃないだけど
彼女の綺麗に整えられた髪の毛を1束とる
スルスルっと何本か落ちていって、いい香りが鼻を掠めた
しばらく彼女の髪の毛で遊んでいると、彼女の肩が震えているのが見えて、視線を少し上に持ち上げると
唇を一文字に結んでこっちを見ていた
｢なに？まだ終わってないけど｣
イヤホンはしたままだったので彼女に伝わったか分からないけれど、1度口を開いてすぐ閉じて、彼女はまたモニターに視線を戻した
一体何がしたいのやら
彼女の長いまつ毛を横から堪能しながら考えるもさっぱり分からない
もう動画も終わりそうなので、遊んでしまった彼女の髪を綺麗に耳にかけてやって、上からとく
動画が終わったのか、勢いよくイヤホンを外して彼女は俺の目の前に仁王立ちになった
｢もう！動画に集中出来ないじゃないですか！｣
頬が膨らんで、でも顔は赤くて
怒りながら照れるという珍妙な行動をしていた
でもこちらは怒られる筋合いなどない
彼女が見たいと言うから、我慢してそれを待っていたのに、とんだ仕返しだ
｢ちゃんと待ってただろ？｣
｢プレミアムで見た方がそらるさんファンのコメントも見れてたのしいんです｣
｢じゃあ、もうプレミアム投稿しない｣
｢な、なんでですか！｣
分かりやすい絶望した顔
そんなに俺のファンのコメントを見るのが楽しいのだろうか
俺には流れが早すぎて、目が痛くなる代物だ
｢本物が隣にいるんですけど｣
｢それはそうなんですけど……イヤホンだと耳に直接なので、あとなんか、いつもよりちょっと声が高かったり、たまにセリフみたいなの言ってくれたり｣
本人も放置していたことは悪いと思ってるのか、ちょっと罰が悪そうだ
俺も椅子から立ち上がると、Aのつむじが見える
そのまま身体をかがめて、さっき耳にかけたばかりの髪の毛まで口を寄せた
｢言えばいくらでも耳元で話してあげるよ｣
｢ばっ！！｣
思いっきり肩を押し返されて、彼女はさらに後ずさりする
想像通り真っ赤っかな顔だ
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う - ランキング独占凄い (2020年8月6日 19時) (
レス) id: 955e265665 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな＝あるてのちゃん - 今そらるさんの自撮り見ながら見てるんでイケメン...あっ...イケメン...尊い...状態です← (2020年7月4日 20時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - あいわな＝あるてのちゃんさん» ありがとうございます！しばらくは幸せな日々を夢主ちゃんには過ごしてもらいたいです！ (2020年7月4日 15時) (レス) id: 432a657fc6 (このIDを非表示/違反報告)
あいわな＝あるてのちゃん - 移行おめでとうございます！今日も推しはかわいいなぁ← (2020年7月2日 20時) (レス) id: 8e46670866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pearl12261/
作成日時：2020年7月2日 10時
