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｢よろしかったのですか、一人で戻られて｣
｢あのままでは気まずいではないですか
リセットですよ｣
真っ暗の廊下をチターゼ様とそう様を連れて歩く
送られるのが当たり前になってたけど、今日は座ってる時間が長かったし足もそんなに疲れてないので一人で歩いて帰れる
それにあの空気でまふまふ様と何を話せばいいか分からない
2人でギクシャクするくらいなら一度解散の方がいいと思ったんだ
……逃げたとも言うけども
｢彼も懲りないですね｣
｢えぇ全く｣
悪く言うつもりはないけど、もうあれから2週間以上も経ってるっていうのにあそこまで食下がる意味がわからない
まふまふ様にとってあの約束に意味なんかないでしょ
私のことを思ってくれるのなら忘れてくれればいいのに
｢二人も協力してください。私はまふまふ様と仲良くしたいのです｣
｢もちろんです、分かっております｣
ぶら下げられたランプとそう様が持つ明かり
天井が高いせいかコツコツとヒール特有の高い音が夜の廊下に響いていた
今までどこの城も絨毯がひかれてたけど、青の国の城にはない
雨のせいですぐダメになっちゃうとか…？
どうでもいい発見をして私は足を止めた
｢どうされましたか｣
私が急に止まるもんだからチターゼ様達も中途半端な格好で止まって私を確認している
やっぱり聞こえる。
足音だ
反響して聞こえる足音は複数で、前から段々と近づいてきていた
よく見ればランタンの明かりも複数見える
｢あれは……｣
チターゼ様たちも気づいたようでいつでも動ける体制になりつつ品位を持った立方になった
それもそうだろう
あんだけの人数を引き連れる地位の人なんか限られてる
私もお腹に力を入れて再び足を進めた
薄らぼんやりとした視界が段々と輪郭をハッキリとさせて見えてくる
向こうも既に私の存在には気づいているだろう
一体誰だろう
王族か、その傍系なんだろうけど
まだパーティーは序盤といえども随分な重役出勤だ
そしてついに姿が判別できるところまで来た
黒色ベースに青の装飾
すらっとした立ち姿
これもまた……雰囲気がいい仲とは言えない人と出会ってしまったものだ
｢お久しぶりです、そらる様。お元気でしたか？｣
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パール(プロフ) - 魔灯さん» はい、わてもです。 (2021年10月17日 10時) (
レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ふみさん» ひぃぇ〜。未来人間になってしまった……。ありがとうございます、治しておきます！ (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - わらわらびもちさん» 毎日更新途切れないように頑張ります(泣) (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - めろんぱんさん» こんな、川から落っこちる予定ではなかったのに、寄り道してしまいました笑楽しんでもらえてるなら、道草も意味ありましたね！ありがとうございます (2021年10月17日 10時) (レス) id: 3af5a17f02 (このIDを非表示/違反報告)
魔灯 - そらるさんが好きすぎて死にそう////// (2021年10月17日 9時) (レス) @page28 id: 43f1bbcd44 (このIDを非表示/違反報告)
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