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なにやら空気が怪しい
まふまふ様の従者が言いたいことは分かる
私は婚約者の立場にはまだなれてないのだ。
めんどくさい事に貴族は、最高司祭様という中央……つまりここを動かしている組織からの認定が貰えないと結婚できないし、その国の王にもなれない。
その最高司祭の許可がまだ出てないので、私のまふまふ様は書類上では婚約者たり得てないのだ
｢石頭だな……。融通を効かせなくちゃこの先やっていけないよ｣
まふまふ様の悪態をもろともしないのか、従者はすまし顔でまふまふ様を見ていた
まふまふ様もまた鋭い目で見てたけど、諦めたのか分かった。とため息混じりに呟いた
｢でも、耳は塞げ。見ることは許す｣
｢かしこまりました｣
従者は満足気な笑みと共にまふまふ様に頭を下げ、定位置に戻るとまふまふ様の従者全員──6人──が息を揃えたように両耳を手で塞いだ
思わず目をぱちくりと大きく瞬きさせてしまうほどの圧巻な動きだ
｢すみません……かっこ悪いところを見せました｣
｢いえ、主思いの従者ですね｣
私も指をコンコンと叩くとチターゼ様が寄ってくる
貴族のお茶会だからね。
ミラたち女中はあまりいちゃいけない場なのだ
私の場合は人手が足りないので駆り出してるけど、本来なら貴族だけで従者は構成するべきなのだ
女中はあくまで世話だけをするもの達だから
だからこういう時チターゼ様がいてくれて良かったと思う
ミラたちにこれ以上心的負荷かけたくないしね
｢話をするだけです。チターゼ様たちもまふまふ様の従者に習って下さいませ｣
｢かしこまりました。｣
チターゼ様は1度頭を下げ、まふまふ様を一瞥してからまた私に向き直った
どうしたのだろうと思っているとチターゼ様が私の耳元まで口を近づけ小声で話し始める
｢何かございましたらお手を挙げ下さい。｣
｢ふふ…大丈夫ですよ。でもわかりました。何かあった時はよろしくお願いします｣
頑なに両手を空けることを守っていたチターゼ様が両手を使って耳を塞いでくれることを許容してくれたのだ
私もチターゼ様の言うことを聞こう
まふまふ様相手になにか起きるわけないけど
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ちーず - パールさんブルースター作者おめでとうございます！！こっそりと応援させていただいてました！パールさんの作品が大好きで何周しても飽きません！これからも無理をしない程度に更新頑張って下さい！！ (2021年3月12日 17時) (
レス) id: 49d5e6a1b1 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 夜風さん» ついにやっちゃいました笑次は5000人ですね(白目)これからも頑張ります！ (2021年3月11日 11時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ruritowakiさん» なんとっ…！嬉しいです！ぜひテスト頑張って下さい！私も頑張ってできるだけ毎日更新します！！ (2021年3月11日 11時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - そうこさん» ついに得ちゃいましたね笑そうこさんにはもう、ほんと…いつもお世話になっおります。ぐらいの勢いです笑 (2021年3月11日 10時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 鈴凛さん» ひょぇ…こんな作品にそこまで時間をかけなくても(汗)責任が…笑私も読み返して誤字とか色々修復しますね！ありがとうございます！ (2021年3月11日 10時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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