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｢姫様。お預かりしていたものを持ってまいりました｣
｢髪飾りですね？持ってていただきありがとございます｣
そう様が懐から箱を取りだし、目の前のテーブルに置いてくれた
間違いなくまふまふ様に頂いたものだ
白の国の紋章が刻まれ、王家であるまふまふ様からのプレゼントであることがひと目でわかる
私は脳裏にうっすら浮かぶ、あの素敵な髪飾りを思い出して蓋を開けた
透明に輝く髪飾りは朝日を反射し7色に光っていた
細工師の計算により美しく敷き詰められた白と黒の宝石たちが光を吸収し、私を反射させている
やっぱり綺麗だ
特にこのベースに使われている透明な石
プリズムが綺麗に見えて、手をかざせば私の手に7色の光が映し出される
｢アイラ、これを頭につけてくださいませ｣
｢かしこまりました｣
アイラが丁寧に髪飾りを抜き取ると、そのまま私の背後に持っていく
しばらくして頭に重みが加わり、少し頭を振るとｼｬﾗっとチェーンが音を当てた
｢どうです？｣
｢姫様の黒の髪に7色の光が映し出され、とても美しいです｣
｢まふまふ様にお礼をしなくてはですね｣
残念なことに私には見えないけど、アイラの声の弾み方からしてアイラからの芸術点もかなり高い
やっぱりまふまふ様はすごいな
才色兼備って言われるだけある
んふふと小さく笑って余韻に浸っていると、ミラがそう様と変わるようにして1歩前に出た
｢A様…1つご報告が｣
｢なんですか？｣
｢チターゼ様は本日お休みを取りたいとのことです｣
｢そう……｣
……正直なことを言おう。
気まずい。
でも私は知ってる
気まずいからこそ、時間を開ければ開けるほどどんどん会いづらくなるのだ
子どもの頃近所の仲いい男の子と喧嘩して、顔も見たくないと言って避け続けてしまったせいでそのまま今も気まずいままなのを思い出す
だからこそ今日、決着をつけようと思っていたのに……
でも向こうから言われたんだから仕方がない
｢今日は授業にもそう様が出て下さるそうなので、外にはそう様だけで十分です。
2人はまふまふ様への返礼の品の候補を考えてくれますか？
装飾品がいいと思うのですが、よく分からないので考えて頂きたいです｣
｢かしこまりました｣
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ちーず - パールさんブルースター作者おめでとうございます！！こっそりと応援させていただいてました！パールさんの作品が大好きで何周しても飽きません！これからも無理をしない程度に更新頑張って下さい！！ (2021年3月12日 17時) (
レス) id: 49d5e6a1b1 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 夜風さん» ついにやっちゃいました笑次は5000人ですね(白目)これからも頑張ります！ (2021年3月11日 11時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ruritowakiさん» なんとっ…！嬉しいです！ぜひテスト頑張って下さい！私も頑張ってできるだけ毎日更新します！！ (2021年3月11日 11時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - そうこさん» ついに得ちゃいましたね笑そうこさんにはもう、ほんと…いつもお世話になっおります。ぐらいの勢いです笑 (2021年3月11日 10時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 鈴凛さん» ひょぇ…こんな作品にそこまで時間をかけなくても(汗)責任が…笑私も読み返して誤字とか色々修復しますね！ありがとうございます！ (2021年3月11日 10時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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