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｢私が水を取りに部屋に戻るとアイラに言われたのです。
姫様を1人にしているのか。
と。
そして私が慌てて戻った時には…。｣
｢──それは……私が悪くありません？ミラではなく｣
｢いえ。私の判断ミスでございます。
そのせいでA様は頭を打たれ、一糸まとわぬ───｣
｢わーわーわー！！ちょ、恥ずかしいから！そこは言わなくていい！｣
うぅ……上手いこと忘れてたのに思い出しちゃったよ
ないわ、私！真っ裸で倒れるとか
｢水｣
｢はい｣
受け取った水を一気に喉に流し込み、その冷たさで火照る顔を冷ます
あぁぁ、もう。今後湯浴みする度に思い出しそうでやだ
でもミラの視線にいたたまれなくなって、大きく深呼吸をしてから再びミラに向き直った
う…ん…。
なんて言うのがいいのだろう
ミラは泣くほど気にしてるんでしょ？
でも、私は全然気にしてない
だってミラのせいじゃないし
そもそも水を頼んだの私だし
どう考えてもミラは悪くない。
｢ミラは……私のロウソクです。｣
｢ロウソク…ですか？｣
｢ないと前が真っ暗で何も見えなくなってしまうのです。だからなくてはならないもので……。
私が不安で押し潰されそうでも、ぽっと道を照らして教えてくれるのです。
ふざけすぎると火の粉を向けられるんですけどね｣
｢……難しいです｣
｢アイラは、そうですね……。ティーポットですね
いつも柔らかい匂いで私を癒してくれるのです
どんな状況でもどんな気分でも、癒し、落ち着きを無条件で与えてくれるの｣
｢それはわかります｣
｢チターゼ様はものすごく切れ味のいい剣。触れれば私も切れてしまいそう。
そう様は書庫ですね。今回は本当に知識量に驚かせられました｣
何度考えたって私の側仕え達は皆すごい
すごいんだよって自慢したいもの
｢私 今嬉しいの、ミラ
私の為に悔しいと後悔の涙を浮かべてくれることが
大事にされているんだなって自惚れてます｣
大事にされるのが例えどんな理由でも、それこそ王様の命令だからでも、大事な働き口だからだとしても
少なくとも悪い主とは思われてない。
それがとても分かって私は嬉しいのだ
こんな中途半端な私に形だけではなく、心と共に礼儀を尽くしてくれてるんだって分かって嬉しいのだ
｢A様…私は……私は、A様の事がとても誇らしいでございます。｣
｢ありがとう、私もよ｣
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ちーず - パールさんブルースター作者おめでとうございます！！こっそりと応援させていただいてました！パールさんの作品が大好きで何周しても飽きません！これからも無理をしない程度に更新頑張って下さい！！ (2021年3月12日 17時) (
レス) id: 49d5e6a1b1 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 夜風さん» ついにやっちゃいました笑次は5000人ですね(白目)これからも頑張ります！ (2021年3月11日 11時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - ruritowakiさん» なんとっ…！嬉しいです！ぜひテスト頑張って下さい！私も頑張ってできるだけ毎日更新します！！ (2021年3月11日 11時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - そうこさん» ついに得ちゃいましたね笑そうこさんにはもう、ほんと…いつもお世話になっおります。ぐらいの勢いです笑 (2021年3月11日 10時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 鈴凛さん» ひょぇ…こんな作品にそこまで時間をかけなくても(汗)責任が…笑私も読み返して誤字とか色々修復しますね！ありがとうございます！ (2021年3月11日 10時) (レス) id: ced046ff92 (このIDを非表示/違反報告)
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