過 保 護 の パパ【まふまふ】[完結]

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｢なんか通知すごいね｣



交換してる最中もばかすこ送られてくるメッセージの数に先輩が目をひん剥く

というか若干引いている




｢乗っ取られてたり、ストーカーとかにあってたりするの？｣




｢いえ、それよりもっと恐ろしいものが今私に怒っているんです………まぁ気にしないで下さい｣



ものすごい気遣いな目で見られるけれど、私はそれを隠すようにして携帯をしまった



やれやれ。帰ったらいったん電話しなきゃだな




｢先輩。｣



｢なに？｣




｢私とても気になってることがあったんですけど、3日後返事を聞くと言ってましたけど
3日後って日曜日ですよ？｣




あっと先輩も口をポカーンとさせてから、額に手をやった


なんだ知らなかったのか



｢恥ずかしっ。いやじゃー、えっと……日曜日空いてる？｣



｢空いてますよ｣



｢じゃー遊び行こ｣




まぁそういう話の流れですよね


どうしようか……今私は天月さんのところにいるので、私が暇だとしても勝手に動いても大丈夫なのだろうか


門限とか何時だろう……
パパと同じかな……




色々不確定要素が多くて、おいそれと頷けない




｢……だめ……かな｣



｢ちょっと、帰って確認します｣



｢分かった｣






もう諦めたような顔をして笑う先輩にどこか申し訳なくなってしまった

別に好きになったわけじゃない。わけじゃないけど、悪い人じゃないとも思うのだ

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