過 保 護 の パパ【まふまふ】[完結]

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｢じゃ、色々って何があったの？｣




そりゃそうだ。そういう話の展開になるに決まってる




思い出されるのは、人生初の告白イベントだ


今私は、苦虫を噛み潰したような顔になっているだろう





｢………お2人は告白とかされた事ありますか？｣



｢ない｣



｢ガチもんはない｣




あ、そうだった。ホストだから、好きぃーー。俺もだよ、ふっ。みたいなのは日常的に言われてるんだろう



え………ということはあのパパも狂気的イケメン顔で、愛の言葉とか囁いてるの………？






わぁーお。






｢じゃあ、学生で恋人がいるという状況はどう思いますか？｣




｢青春時代なんだし、いたら楽しいんじゃない？｣




｢そういう人生送りたかった｣





｢そう……ですよね。｣






漫画だって少女漫画は軒並み学生じゃないか
だったら青春時代を送るのも一興かもしれない



問題はあの先輩だが………





いきなりの初対面にしては、あまりにも失礼だったのではないだろうか

確かに携帯をいじってた私も悪いけど





でも、どう考えても告白される流れは分からない




…………というか、私告白されたんだ。






そう思うとどんどん顔が熱くなってきて、恥ずかしくなってくる



急いでお茶を仰ぎ飲んだが、頭の中はポカポカだ




｢ちょっと……前向きに考えてみます｣








｢…………なにを？｣

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