過 保 護 の パパ【まふまふ】[完結]

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夕飯の時間になるまでわいわいと3人でゲームをした


なんというか、クロネコさんの第一印象と今の印象は180度違う




天月さんともとても仲が良さそうで、見ているだけで口元が緩んだ




｢そいで、Aちゃんはなんの部活見に行ったん？｣



本日の夕食




寿司。




とっても美味しい。とても美味しいけど、値段を見てびっくりした


天月さんのアバター名がゴットスシなんたらだったので、寿司の話になって雪崩るように夕食も寿司になっていた





そんな寿司を、ゴチになりますっ！とクロネコさんが嬉しそうに頬張っている






そんな時にあまり話題にして欲しくない質問が飛んできたのだ




｢本当はサッカー部を見ようと思ってたんですけど……色々あっていけませんでした｣





私の不穏な空気を感じたのか、天月さんとクロネコさんが目を合わせて視線だけで会話している



喉がヒリついてきたころに天月さんが口を開いた



｢何か学校で嫌なことされてるの？｣




｢へ？｣



｢え？｣





｢いや！ないですよ！！全然、至って普通に楽しく過ごしてます！
確かに昨日のパパの行動のせいで一日大変でしたが、それも別に嫌がられているわけではないので｣





｢……だってよ、つっきー｣




｢俺たちの学校に対する黒い思い出が出ちまったな、96ちゃん｣




2人ともふざけた声で会話する



どうやらいじめとかを疑われていたらしい





2人ともいい人で、学校で浮きそうもないのにな……

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