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教室に戻って終礼し終えたところだけど、まだ緑谷さんは帰ってこない
クラスの人たちは今日もまた反省会という名の交流会をするらしい
｢焦凍、帰るの？｣
｢興味ねぇからな。でもお前が残るなら残らねぇとだし｣
私と一緒に帰ってくれるようで、それは嬉しいことなので私も帰ると告げる
友達はまた今度作っても遅くはないだろう
と、信じている
｢今日、Aの強さを知った｣
急にポツリと投げ出された言葉を私はなんとか掬いとる
｢それは、今まで私を弱いと思っていたってこと？｣
これでも組手で負けることなんかないのに、心外である
｢いや、人と手を組むっていうことがきないのかと思ってた。Aって相談せずに一人でやるだろ？｣
それは焦凍もだと思うんだけど
確かに今日は指示も作戦も私がすべて執り行った
でも相手は焦凍というよく知った相手であったから行動は読めたものの、本番ならそんなに簡単にはいかない
｢ねぇ、アイス買って帰ろ｣
｢まだ4月だぞ｣
｢アイスは年中無休でしょ
1年中氷の個性を使う焦凍が何を言うの｣
腕を掴んで行きつけのアイス屋さんに向かう
ここはカップアイスだけなんだがなんとも絶品なのだ
｢お姉ちゃんにも買ってこ｣
｢好きにしろ｣
｢焦凍は食べないの？｣
｢……いちご｣
｢ん、おけ｣
ここのいちご味は焦凍のお気に入り
果肉が実際に入っていてつぶつぶ感が味わえて本当に美味しいんだ
けれど私は期間限定のものをいつも食べる
今月は桜らしい。春っぽい定番である
お姉ちゃんにはラムレーズンを買って、満足げに店を出た
｢私欲で個性使うのは禁止だぞ｣
｢でもアイスが溶けるよりはいいと思うの
ドライアイスを頼んで二酸化炭素を放出させるよりか、よっぽど地球に優しい｣
｢はぁー｣
この会話も何度目か。
昔は氷の個性を使っていたのは焦凍で注意するのが私であった
いつだかその立場は逆転してしまったが、不思議と違和感はない
｢今日の戦闘訓練いい人いた？｣
｢八百万はすごいと思う｣
｢あー。八百万さんの個性は汎用性高いからどんな場面でも活用できるのがいい
緑谷さん大丈夫かな｣
｢Aが人の心配するって珍しいよな｣
私はそんな冷たい人ではない
決して怪我をしているクラスメイトの安否を心配しないなんてことは無い
｢緑谷みたいな下のやつに構ってたら潰されるぞ
てかオレが潰す｣
｢冷たい人｣
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パール(プロフ) - 轟沙季さん» 今のところ決まってません。推しは轟くんですが、多分爆豪くんになるかと (2020年4月15日 16時) (
レス) id: 432a657fc6 (このIDを非表示/違反報告)
轟沙季 - 落ちは誰ですか？ (2019年6月21日 22時) (レス) id: 558a8f9c64 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 夏目くん嫁にほしいさん» 遅くなってすみません！ありがとうございます(TT)ちょこちょこ頑張っていきます！ (2018年8月28日 11時) (レス) id: 2f353b1bdb (このIDを非表示/違反報告)
夏目くん嫁にほしい - すごく面白いです！ これからも更新、頑張ってください！！応援してます！ (2018年6月9日 11時) (レス) id: 5752022a03 (このIDを非表示/違反報告)
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