◇久しぶり◇ ページ26
月が綺麗な夜。
蝶屋敷に向いながらついでに警備をしている私の視界に、屋根に座る人らしき姿が見えた。
月の光で影になっててよく見えない。
こんな時間に、一体誰…？
『鮎太郎さん、あの人もしかしてt
鮎「ドコヘ行ク気ダA。蝶屋敷ハココダゾ、阿呆〜！」
台詞被せないで！』
って、うそ、蝶屋敷ここ？
全然分からなかった…。
じゃあ、あのひとはやっぱり…
『炭治郎、久しぶり』
炭「……」
『…あれ、炭治郎〜？』
屋根へ飛び、話しかけるも全然反応しない彼、炭治郎。
こんなとこで寝てたら風邪引くよ
…………ん？
『あれ、もしかして炭治郎、全集中の呼吸使ってる？』
炭「…は！え、A！！？」
『や、お久しぶり、炭治郎。２週間ぶりだね』
炭「あ、うん！久しぶりA！」
ごめん、全然気付かなかった！、なんてオロオロしながら謝る炭治郎に、いいって、と笑って返す。
『すごいね炭治郎。この短期間でよく全集中・常中を取得しつつある…
頑張ってるね』
炭「…//
…まだまだだよ。まだカナヲに勝ててないし、、、」
ああ、炭治郎いい子。本当にいい子。自分に正直で、まっすぐで。
…なんていい子なんだ！
炭「…あれ、A…」
『ん？』
炭「右腕に、霜、ついてるぞ？」
『え？』
ほら、と指の指された方を見る。
確かにそこは、白い霜が張りついていた。
え、何で？どうして？
胡「こんばんは」
炭「！！」
『あ、こんばんは、胡蝶さん。勝手にお邪魔してすみません』
胡「いえいえ、構いませんよ」
私の横に胡蝶さんが腰かける。
月と胡蝶さんって合いすぎだと思うんだよね。
月に照らされた胡蝶さんは、より一層綺麗に見えた。
その美しさに思わず息を呑む。
胡「…あら、Aさん。右腕に霜が…よくみたら頬にもついてますよ？」
『うぇ？』
か、顔にも…？
今までこんなこと、一度もなかったのに…。
個性って、漏れるものなのかな……よし、寝よう
ーーー大正コソコソ噂話ーーーー
薄々気付いている方も多いと思いますが、実は夢主さん、“重度の方向音痴”です。
任務の場所は覚えられるのに、プライベートは無理…といった感じです。
(あまりに酷すぎて鎹烏の鮎太郎さんにつつかれたことがあるらしい)
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ぬん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！もっとのびていい作品！！応援してます🔥 (1月23日 10時) (
レス) @page39 id: 69c6908195 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 煉獄さん生存希望します！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月31日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - 氷翠さん» あっっっっっりがとうございます！これからも頑張って更新していきますね。よろしくお願いします！ (2019年10月15日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - すっっっっごく面白いです！更新ファイト！ (2019年10月15日 15時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
はし(プロフ) - ASUKAさん» あ、あああ、ありがとうございます！！これからもっと語彙力つけて面白いお話になるよう頑張りますので、何卒よろしくお願いします！ (2019年10月12日 21時) (レス) id: bcfbdba365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はし | 作成日時：2019年10月5日 22時
