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｢成瀬くん…｣
千紘｢…葉月｣
どうしたらいいんだろう、この状況
彼はきっと私の事が嫌なはずだ…
｢…っ！｣
私は何も言わずに背中を向けて歩いた。
もう話すことも無いのだから
千紘｢葉月…！｣
風磨｢千紘？｣
…風磨さん？
｢…｣
千紘｢待って葉月！俺はお前の事…｣
風磨｢おいおい、いい加減にしろよー？どうしてもって言うから連れてきたのに約束破られちゃ困るんだけど〜｣
どうしても…？
約束…？
｢私は…｣
｢…成瀬くんと出会ったこと、後悔はしていません｣
千紘｢葉月…俺は｣
風磨｢そう、行こうか？千紘｣
千紘｢…｣
私は2人のいるところから離れた所まで走った。
もう、これでいいんだ。
私は前に進まなくちゃ行けないのに
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
冬華｢遅いじゃない！！もう結果発表終わっちゃったわよ！｣
｢えぇ！？！？ごめんなさい！…で結果は…｣
冬華さんはドヤ顔をしながら言った。
冬華｢もちろん私はミスコンに決まってるでしょ！｣
｢えー！すごいー！！！！｣
冬華｢ほんっと、あんたってば無茶苦茶なんだから…私は別に出るつもりもなかったのに優勝しちゃうし…｣
｢…あはは｣
冬華｢でも…｣
冬華｢…案外こういうのも悪くないわ、ありがとう…｣
｢…っ！！！｣
なんだか、さっきとは違った顔
冬華さんはきっと前を向けたんだ。
｢…はいっ！！｣
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紫雲(プロフ) - 最高なストーリーじゃないですか…！！ (2022年4月18日 22時) (
レス) @page32 id: 0ba2e60f2f (このIDを非表示/違反報告)
桜夜桜もち - これは…裏で冬華と兄がくっついてたり…?（笑） (2021年6月24日 22時) (レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2021年2月19日 1時
