藤井の婚約者ですが！！

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「だから、お父さんに結婚相手を紹介された時、
相手が流星でめっちゃ嬉しかってん。



この人と夫婦になれるんやぁ！って嬉しくて、でも、その時の流星の印象は最悪で一気に冷めたけど。笑



でも、一緒に暮らし始めて
やっぱり好きやなぁって思ってん。




流星にはエリカさんがおるし「好き」って言ったらあかんって分かってたからずっと気持ち隠してた。




キスされたり抱かれる度に胸が苦しくて、
それやのに求めている自分がいて、、




突然抱かれへんくなってからめっちゃ不安で、流星の仕事も忙しくなったし、もう邪魔したらあかんなって思った。






長いことごめんな？
私の存在が流星のこと縛り付けてた。












でも、私、ほんまに流星のことが好きやってん。
今だって、こんなに近くにいる流星にドキドキしてる。私、毎日、幸せやった。








私、流星にちゃんと自分の気持ちを伝えることが出来てめっちゃ嬉しい。





だから、

流星もちゃんと好きな人に想いを伝えて欲しい。」
















「だから、もう、終わりにしよう」












その一言を言った瞬間、強く腕を引っ張られ
流星にぎゅっと抱きしめられた。















「流星っ？」













流「ほんま自分勝手。」















「ごめん。」









流「ちゃうくてっ！」














ぎゅうぎゅうと抱きしめる力が強くなって流星の体温をより感じる。その温もりにまた涙が零れる。


















流「俺も説明不足っていうか、表現不足やったよな。」









「え？」














流「はぁ、俺もルール違反やな。







俺はAのことが好き。
せやから、どこにも行かんとって。









ずっと俺のそばにおって。」
















「え、、なんて、、？」














流「俺はAが好きやっ！





Aに伝わるまで何回だって言うし、何回だってキスする。」















「っ、、ほんまに言うてるん、、？」















強引に唇を重ねられてチュッチュと何度もリップ音が響く。
















流「俺が昨日、どんだけ嫉妬したと思ってんねん。







Aが酔い潰れて寝てる時もずっとキスしてたわ」















そう言う流星の目は真剣そのもので
ほんまに両想いなんやと気付かされた。

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