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夕飯の準備をしながら流星が帰ってくるのを待つ。
ご飯が炊き終わったと同時に料理も完成し、流星も帰って来た。
私は流星に伝えたくてたまらなかった。
リビングに入って来た流星に私は飛びついた。
流「うわっ、どしたん?」
「流星っ!聞いて!」
流星の両手を握りながら飛び跳ねる私を見て、流星は「なに?」と微笑んだ。
「流星の言う通り、
ちゃんと重岡に伝えたんよ!
ほんなら、「ちゃんと考える」って言ってくれてさ!!
さっきメール来たんやけど、
「親父に自分の気持ち伝えたら、
「俺が死ぬまでに継いでくれるんやったらええよ」
って言ってもらえた」って!!!
重岡辞めへんねん!ほんまに嬉しい!!
ありがとう!流星!!」
ギューっと流星に抱き着くと、
「よかったな」と流星は笑った。
その笑顔を見て、一瞬、胸の奥がキュンっと鳴った。
え、私、今、流星にキュンってした?!
前までは流星の事が好きで
今は流星の事が大嫌い
なのに、、この胸のトキメキは、、、
流「じゃあご褒美頂戴?」
「ご褒美???あ!!!
ハンバーグ出来てんで!!食べて食べて!」
昨日の夜に約束したハンバーグを作った私は、流星の手を引いて机に向かった。
「ほんま最近ハンバーグ食べたところやから、
煮込みハンバーグにしてん!ご褒美やで!!食べて!!」
そう言うと、流星は椅子に座りながら
「そういうことちゃうねんけど、まぁええわ」と笑った。
そういうこととは??
考えても分からんから無視して向かいの椅子に座る。
「美味しい」って微笑む流星に
また、胸が高鳴った。
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流智LOVE(智洋にデレ期!?) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!この作品の流星くんすごい好きです!これからも頑張ってください! (2019年10月23日 22時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
ai - いつも読んでます!この作品が大好きです!これからも応援してます。 (2019年10月16日 19時) (レス) id: 649199dd8a (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - 更新ありがとうございます。どーなるか凄く気になります。上手くいくといいな…これからも頑張ってください。 (2019年10月13日 11時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - いつも読ませて頂いてます。とてもドキドキして楽しいです。更新待ってます。 (2019年10月13日 10時) (レス) id: 3d6e94cf79 (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - いつも楽しく拝見してます。これからも頑張ってください。更新まってます。 (2019年9月8日 0時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ももち | 作成日時:2019年6月3日 22時