叶わぬ恋は人を盲目にさせる【^ra^】

好きが7 ページ8

学校に着くなり、トイレに駆け込んで、髪の毛を直した



レウ先生に見つから無いように裏口から来ました☆



全部丸投げしちゃって、葵さんに申し訳ないなぁ、と思いながら鏡で見る私はやっぱり真顔で。




みんなにいじめられる理由もわかるなぁ、なんてそんなことを考えながら、教室まで戻る




すると机には黒い文字で悪口が書かれていたので、、



誰もいない教室の中でいじめの主犯のこと席を変えてみることにした



机の中身も変えて、準備おーけー



少し待っていると、、、



『らだ先生〜！！！』




ra「早くない！？おはよう！」




『らだ先生、主犯ちゃんの机が、、、』



ra「は、、、誰がやったか見た？？」




『それが、朝来たらこうなってて、、、一体誰がこんな酷いこと、、』



悲しむふりをする、全く思っていないことが口からどんどん出てくる






そのあと主犯ちゃんは、悲劇のいじめられっ子になって。学校を早退した、はは可哀想



でも、そのあと私へのいじめがなくなることはなかった




らだ先生の授業は体育で。嫌いだった体育も大好きになった。なんでも頑張れる！



『次体育か、、！』



昔の私にとっては考えられない喜び方だけど、



そういえば母は運動が得意だったなぁ、、らだ先生と母は似ているところばっかり！







『らだ先生〜』



ra「ん、どうした？？」



『らだ先生って、兄弟とか、居ないんですか？？』



ra「んー、年の離れた姉さんがいたよ、」



『生きてらっしゃるんですか？？』



今思えば、酷い質問



ra「ううん、、病死、しちゃってね、、」



『あの、お名前って、、、』



やめとけば良かった、こんな話題



ra「結婚してたから、鮫山 桜かな、、？」



『、、お母さん、、、』



ra「そう、、だよね、、」



『てことは、らだ先生、叔父さん、？？？』



ra「そういうことかな」




嘘じゃん、、まぢで！？！？こんなことってある？？？




ra「だからAさんの存在は知ってたんだけど、この高校にいるなんて思わなかった笑」




『あ、もうこんな時間、、、また明日〜！！』



ra「うん、明日は休みだけどね」



『そっか、、、また月曜日！！』



ra「うん、ばいばーい」







とんでもないことを知ってしまった気がする、道理でお母さんと似ているわけだ



あ、どうしてこの高校にきたのか聞くの忘れちゃった、、



まあ、いいか、、、明日らだ先生に会えないのか、、、つまんないの、、



そう言って家のドアを開けると、怒鳴り声が聞こえた。



は？？3日って、言ったじゃん！！！

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