叶わぬ恋は人を盲目にさせる【^ra^】

好きが29 ページ32

そろそろ文化祭もクライマックス



花火が上がるらしい



そんなこんなで今も先生の周りには人だかりがたくさん！



ほかの子に譲ってあげようと思って、ぴくのとこに行った




『ぴく〜！一緒に花火見よ！』



屋上で座っていたぴくの隣に座る



pkt「A！一緒に見よ！」




そのあとは文化祭どうだったー、だの、めんどくさいやつに絡まれたー、だの、会話に花を咲かせた



もう上がるらしいよ！




誰かがそう言った瞬間、みんな空を見る



私も空を見て、綺麗だね〜、というはずだったのに




？「ここにいた、、、！」



と聞こえたため反射的に後ろを振り返る



そこには、、、



ra「A。急に居なくなってびっくりしちゃった、！」



『らだ先生、、』



息を切らしたらだ先生が居た



先生は近づいてきて、隣に座る。汗でキラキラしていた



ヒュー。



花火の上がる音が聴こえて、私は目線を空に向ける



ドォォン。



ra「綺麗だね」



そう言いながらこっちを向いて笑いかけてくる先生に目を奪われた。



花火のいろんな色の光が反射して、いつも眩しい貴方がもっと眩しく見える




到底、私の手の届かない場所に居るんだなって。




改めて感じさせられました。




3年生卒業の日。私は＿＿＿＿＿＿＿＿







pkt視点



こっちを向いて欲しい



率直な感想だった。



俺と花火を見るために、わざわざ来てくれたんじゃ無いの



こんな俺だけど、先生よりもAのこと、幸せに出来る自信だってあるよ



だから、君の隣にいさせて欲しい(友達以上の関係になりたい)




だから、卒業の日。俺は＿＿＿＿＿＿＿＿




ra視点



Aが離れていくのを見て、なんとか女子を追い払って追いかけた



全て探し回って、ようやく屋上で見つけた君は



俺ではない男と座って話しているじゃないか



なんだろう、この気持ち



ずっと、隠し持っている秘密。まだAに言えずに居る。



隣に座るとこっちを見て少し困ったように笑う君が



“ここの学校に教師として入ってきたことが正解だった”



俺がここで教師として働く理由になった



だから、なんとか卒業の日までに。俺は＿＿＿＿＿＿＿＿







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



raさん視点をここで久し振りにだしたのは、“ここで”だしたかったからなんですね〜




あれ、こんな三角関係ラブコメディだったっけ、あれ




もうそろそろ(もしかしたら次の話で)次のエンドいきます




時は3年になります、めっちゃ飛びます、許して

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