スイーツ詰め合わせ【呪術廻戦】 (ページ12)

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☆お姫さまだっこ　2 ページ12

パシャン

昨日、雨降ったからか、所々水溜まりがあった
こんな危なくなる前に早く壊せばいいのに。見た感じずっと使われていないようだ
水溜まりを避けて進んでいく

『うぉ。早速約１０体の雑魚』
何でこんなになるまで、ほっといたの？と疑問に思うくらい序盤から大量の呪霊
今回は、能力不足よりも、体力が持たないタイプだ

呪霊「ｳｩｳｳ」

呪霊「ｱｰｱｱｳ"」
私の声に反応して、こちらに振り向き襲ってくる

狗「動くな」
ピシッっと、呪言により動けなくなったところを私が倒していくわけだが、棘の喉が心配

『喉、もちそう？』

狗「しゃけ」
ほんとかなーと思いながら、棘の顔を覗き込むとぷいと避けられた
え、嫌われてるの？？死んじゃうよ？わたし←

少し残しておいた、比較的呪力の多い呪霊達を集めて１つにする

狗「たらこ？」

『うん。全然足りるよ。棘の喉のためにも頑張らないとね！』
私の術は、"バラす"ことと"合わせる"ことが出来る
他にも、一般的な呪いとは違う強力な呪いも作れる

呪い作りの制御はかなり大変だった
いい呪いも悪い呪いも作れるから。しかも無意識に

今しているのは、"合わせる"で、小さな呪いや辺りに散る悪い雰囲気をまとめて、呪霊を作る
イメージで言うと、手作り練り消しみたいな感じ？小学生がよく作るやつ

散らばった消しかすを集めて丸めて、その丸めたやつに、新たな消しかすを押し付けて作る
…分かりずらいな……

『思った以上にデカ』

狗「しゃけ…」

呪霊(作)「うぅ"あ"あ"」
見つけた呪霊を食べるよう、共食いプログラムをして作っているから人間には無害
自分の思い通りに、操作できる訳じゃないから、大事なプログラム
※食べれば大きくなるから祓い、また作る

狗「明太子」
他の階にも行き、協力しながらどんどん倒した

ーーー

呪霊(作)「ｶﾞｳｶﾞｳ」

『…』
何度見ても、共食いは気持ち悪いなと思う…私の前で食べないで←

狗「たらこ明太子」

『ね。二級くらいってところかな、一階に逃げてるの』
最後の一体は、この建物のなかで一番強い呪霊
さっきまでのは、頑張りゃで二級いけるかな…くらいで、数以外どうってことなかった

タッタッタッタ

階段をかけ降りて、一階へ急いだ