勇者と僧侶 × 紫 ページ6
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勇者 紫 × 僧侶 A
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パーティにいる魔法使いの女の子が可愛かったから勇者・崇裕に着いて旅をしている。
不純な動機??まあでもちゃんと男も回復するし、魔王のせいで可愛い子チャンたちと遠出できないのも嫌やし、と旅を続けている。
紫「今日はこの街の宿借りるで〜」
「わ、広い宿やね」
なんてルンルンの魔法使いチャンかわゆす♡
やりぃ!今日は1人1部屋あるやん。
せや、酒場でも行って女の子とあそ…ん゛ん、情報収集でもしに行こうかな、と部屋を出て酒場へ向かう。
中からは賑やかな声が聞こえてきており、俺をワクワクさせる。
ドアを開ければ目に入ってきたのは顔を真っ赤にした崇裕だった。
紫「くるー!めっちゃ酔ってる〜♡ぐるぐるや♡」
……あかん、仲間と思われたくない。
今すぐ出たいが入ってしまったのだ。
一杯だけ飲んで宿に帰ろう、とカウンターに腰を下ろす。
崇裕は遠い。大丈夫、ばれへん。
紫「あれ?Aやんか♡なんしとん〜??」
…なんでバレたん???
『…さけくさ』
紫「え〜そんなん言わんでや〜〜ふふふ」
そう横に座りまたビールを頼む崇裕。
もうバレたんならどうでもええか、といつも通り飲んでればお店の閉店時間となった。
「おいおい、ここで寝てもらっちゃ困るって。なあ兄ちゃんコイツの仲間かい?連れて帰れよ〜」
『ええ……』
そう崇裕を差し出してくる店主。
お店に迷惑かけられんしなあ、と諦めて崇裕を起こす。
紫「ん゛〜Aのにおい♡」
『ひゃ!耳元で喋るな!肩に腕回せる?部屋一階やろ?戻るで?』
紫「や!おんぶがええ!」
『ほんっまに、クソ勇者ァ、はよ乗れ』
ずし、と背中に重みを感じる。
紫「ちからも△*○%?×!」
なんて???
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作者名:(笑) | 作成日時:2022年10月3日 9時