天使と悪魔 × 橙 ページ26
.
モブ女に襲われかけます。
天使 橙 × 悪魔 A
.
かれこれあって天使を求めないとイケない体になってしまい、大っ嫌いだった天使と付き合うことになった。
天使と悪魔の恋なんて、天界から追放されちまうんじゃないか?と思っていたらどうやらルール改変があり恋愛に自由が生まれたらしい。
チ、堕天使としてこっちに堕ちて来てくれたら最高やったのに…♡
とまあ、こう思うレベルには照史にズブズブに溺れているわけだが。
今日も照史の仕事が終わるのを待つのみ、とご飯の準備をする。
ニンゲン界のご飯は俺たちの胃袋を掴んだ。
今日はニモノを作ろう、とスーパーへ来ている。
するとそのスーパーでニンゲンに声をかけられた。
ニンゲンに優しくしろって言われたから優しくしてるわけだが、なんかベタベタされる。
豊満な胸を当てられ、上目遣いで見つめられる。
「あのぉ、荷物重くて、家の近くまで運んで欲しくて♡」
『家どの辺りですか?近かったら運びますけど』
そう言われ、提示された住所は俺と照史の住むマンションをさしていた。
『わ、同じマンション住んでます、なんならお部屋の前まで送りますよ』
「え〜♡運命じゃないですかぁ!ありがとうございます♡」
ニンゲンに優しくするのも悪くないよなあ、と思いながら荷物を受け取る。
こんな軽いものも重く感じるニンゲンってか弱いんやなあ。
.
282人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:(笑) | 作成日時:2022年10月3日 9時