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月初めは忙しい我が営業部。月末月初は営業エリアは定時後も明かりがついている。小瀧くんはまだ残業をしてはいけない期間であることを伝えれば手伝いたいのに…なんて言いながら帰っていった。…うん、いい子だ。


 業務がひと段落ついたところで帰ろうとすれば、照史も終わった時間らしく、2人でエレベーターホールまで向かう。話すのが上手い照史と居れば、話が尽きることがない。


 照史と別れていつもより人の少ない電車に揺られ、家へと向かう。改札を出たところで「あ」なんて声が。声のする方向を見れば、藤井くんがいた。ここで帰る方向が同じなのに無視するわけもいかず、2人並んでマンションまで向かう。


 スーパーへ向かう旨を伝え、別れようとすれば、彼も同じらしくちゃっかり横に並んでいる。


青「なんか、カレカノみたいっすね、俺ら」
『そっ?!そうかな…?』
青「んふ、仕事終わりにお買い物ってよくないですか?ええなあ、Aさんの彼氏になったらあの美味しいご飯食べられんのやろ?」
『別に彼氏じゃなくても振る舞うけど…』


 なんて言った私がアホだったのか。そしたらチキン南蛮が食べたい、とリクエストされたのだ。え?リクエスト?思わず固まってしまう。


青「Aさんのご飯食べたい、アカン…?」
『え、っとええけど』


 うるうるとした目で覗かれたら断れるわけもない。チキン南蛮ならすぐ作れるし……。鶏肉とタルタル用に卵と玉ねぎを買う。いやいや、なんでこんなことしとるんやろか、なんて思ったけど横で鼻歌歌ってる藤井くんを見て、なんか嬉しそうやしええか、なんて考えることをやめた。

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和花(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました!また、他の作品できましたら読みに来ますね♡ (2023年3月1日 10時) (レス) @page33 id: a2603959e4 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - とても面白くてお気に入りになりました!ふわふわ流星くんかわいい!(◍•ᴗ•◍) (2023年2月28日 23時) (レス) @page33 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(笑) | 作成日時:2023年1月17日 12時

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