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先程まであんなに賑やかだった空間が2人になれば落ち着くもんで。帰り際、彼らがまた来ます！なんて言うたら流星くんは来んでええ、なんて返していて思わず笑ってしまった。優しい流星くんのことやから遊びに来たらまたもてなすんやろうなあ。
食器も片付け終わって私もそろそろ帰ろうかなあ、なんて思っていれば真面目な顔をした流星くんに呼び止められる。
青「あんさ」
『うん？』
青「俺、引っ越す」
『へ…？』
そういえばもう契約更新の時期かあ、とか、隣のお部屋なの嬉しかったのになあとか思って。これからはこんな頻繁には会えへんくなると寂しいなあ。
青「…ほんで、その、一緒に住みませんか？なんか今日、3人がゲームしてる後ろで料理作ってたら…その色々と見えて」
『うん…？』
青「せやから、一緒に新しい家探そ？」
敬語になってる流星くん懐かしい、なんて思っていれば脳内にとんでもないワードが入ってきたことに遅れて気がつくと。えっと…つまり、同棲ってこと？嬉しくて言葉が詰まってしまう。おはようからおやすみまで一緒、ってあほ、こんな考えてたらアカンって、とその思考を追いやる。
青「嫌やった…？」
『んーん、今から引越しのこと考えてた』
青「それって」
『んふ、私でよければ』
青「Aがええの」
返事をすればそう言って抱きしめてくれる流星くん。…今思えば家の前で倒れてた人を助けたらその人に心臓鷲掴みにされるなんて思わへんよな？なんてちょっと衝撃的なことを思い出しながら流星くんの背中に手を回したのだった。
Fin
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和花(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました！また、他の作品できましたら読みに来ますね♡ (2023年3月1日 10時) (
レス) @page33 id: a2603959e4 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - とても面白くてお気に入りになりました！ふわふわ流星くんかわいい！(◍•ᴗ•◍) (2023年2月28日 23時) (レス) @page33 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(笑) | 作成日時：2023年1月17日 12時
