検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:5,862 hit

strange37 ページ7

小瀧「なんやA、なんか用?」





「あの…大丈夫?その服…カシミアだよね(汚したのは私だけど)」





小瀧「ん…。まあな。でも他にもあるし。」





小瀧は地味なお前にブランドがわかるのか。みたいな少し驚いた表情をして言う。





「前から思ってたけど、いつもおしゃれだよね!」





小瀧「まっ、否定はせえへんけど?」





ただ高い服を着てるだけじゃなくて、自分に合ったものを着てる。





「それに、写真の才能もすごいよ!リチャード・アヴェドンっぽい。





(これは本心。)」





小瀧「アヴェドンのファンやねん。ちょっと嬉しいわ。





…ったくタオルまだかよ!いつまで待たせんねん。」





少しの沈黙。





汚してしまったのは、やり過ぎたけど。





話に乗れたおかげで少しは良い印象を持って貰えたかな?





小瀧「…さっきの写真消すわ。





意地悪して悪かった…あと『自撮りボッチ』とか言うて…。」





小瀧は場所をずらした。





「あぁ、ムカついたけど、ちょっと笑えたよ。」





小瀧「じゃあな。」





若干小瀧に都合がいい感じは否めないけど、これでいいよね。





早く部屋に戻って桐山君にUSBを渡さなきゃ。

====================
リチャード・アヴェドン:アメリカ合衆国の写真家。ファッション写真、及びアート写真の分野で
大きな成功をおさめた。肖像画写真を多く手掛けたが写真を静止画と捉えず、『動き』に着目し躍動感ある人物写真を撮影した。

strange38→←strange36



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , SF   
作品ジャンル:SF
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おふとん | 作成日時:2016年4月3日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。