失敗作【文スト】

失敗を3つ ページ4

貴方side

太｢着いたよ｣

包帯を巻いてる男の人の目線の先を見ると1つの小さめのビルがあった

私は2人の男の人の後ろに続いてビルに入り5階まで登った

太｢ｶﾞﾁｬ たっだいまー！｣
国｢今戻った｣
『…此処ですか？』

少し扉の中を覗く

敦｢おかえりなさい!!…あれ？君は？｣

白い髪の男の人が私を見て言う
どうすれば…

太｢嗚呼、気にしないでくれ給え、怪我をしていたから与謝野女医に治してもらおうと思ってね｣

包帯の男の人が私の変わりに答えてくれた
すると…

与｢なんだい？妾の名前がでたが｣

次は別の扉から女の人が出てきた

太｢この子の治療お願い出来ますか？…一般人なのでお手柔らかにお願いしますよ…？｣

与｢分かってるよ、まァ妾に任せな｣

お手柔らかに…？どういうことだろう
それにさっきから言っている言葉から推測するとまるで一瞬で傷が治るような…

与｢ほら此方来な｣

私は手招きされるがままついて行った

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気がつくと私は見知らぬベッドに居た

与｢目覚めたようだね、怪我は治ったよ｣

まさかと思い身体を見たが本当に怪我が全て治っていた

与｢妾の異能は治癒だからねェ、怪我を治せるんだよ｣

いのう？いのうとはなんだろう
何か分からないがお礼はしなければ

『ありがとうございました』

そう言いベッドから落ちると”運悪く”シートに足が引っかかり転んでしまった

与｢大丈夫かい？｣

そう言い女の人は手を差し出してくれた

『何から何まで本当にご迷惑をおかけします…』

私は立ち上がり先程の部屋へ行った
するとさっきの包帯の男の人が私に話しかけてきた

太｢ところで君の名前を教えて貰っても良いかい？君、とか貴方ばっかりじゃ嫌だろう？｣

私は理解出来なかった《名前》が何か

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