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MA「あーっ!やっと戻ってきたわね!
もうっ、ずっと待ってたのよ!」

YG「うるせぇ、声がでかい」

広場へ戻ると、ミアの隣に2つの人影。

スラリとした姿ですぐに分かった。

「来てたのね、ナムにホソク」

NJ「やあA、仕事のついでに寄ったんだ」

HS「お久しぶりです、A様!」


ナムのお父様は、私のお父様の戦友で

ナムは土の精霊。そして、私の婚約者でもある。

その彼に仕えるホソク。私達と彼らは同い年だ。

「まだ外を走り回ってるの?」

NJ「いや、暫くは室内の仕事になりそうだから
きっとたくさん会いに来れると思うよ。」

HS「その為に頑張ってたもんな?」

NJ「なっ、ちょっと言うなよ!」

MA「え!ナムジュンこれから沢山会えるの?!
じゃあ時間がある時は、お茶しましょ!」

NJ「うん、そうだね、皆んなでお茶しよう。
あ、Aこっちに来て?」

「…?」


不思議に思いながらそばへ寄ると、

髪を掬いとって耳にかけたナム。

突然のことに驚いて少し顔が赤くなっているはず。

NJ「うん…可愛い」

YG「ふ〜ん」

HS「ヒュ〜!ナムジュンやるぅ〜!」

MA「…っ」

NJ「もうっやめろってば〜」


少し香る花の匂い、そっと耳元に触れると

やはり花が刺さっているようだった。

NJ「また来るから、身体に気をつけてね」

そう言って、頭を撫でるナム

「ナムも、ちゃんと休んでね」

NJ「ありがとう…じゃあミア、ユンギさん、また」

YG「あぁ」

MA「ナムジュン、次はミアにもお花頂戴よね!」

NJ「え、あっ、ごめん!」

HS「ほら行くよっ、じゃ皆さんまた〜!」


去っていった2人を見送り、私達も部屋へと戻る。

廊下を歩いている時、鏡に映った自分を見れば

耳元には、赤いラナンキュラス。

花言葉を思い出してまた一人赤くなっていた。


そんな姿を悔しそうに見ている子が

すぐそばに居たのにも気づかずに。


そして、私の運命を大きく変える

その日はすぐに訪れた。









赤いラナンキュラスの花言葉…


あなたは魅力に満ちている

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リウ(プロフ) - 麻央さん» 初めまして(^ ^)お立ち寄りいただきありがとうございます。引き続きお楽しみいただけるよう頑張ります(o^^o) (2020年6月10日 11時) (レス) id: e661a1f981 (このIDを非表示/違反報告)
リウ(プロフ) - ゆなさん» 初めまして(^^)たくさん読み返していただき嬉しいです。ありがとうございます。続編も出したのでそちらもぜひ宜しくお願いします(o^^o) (2020年6月10日 11時) (レス) id: e661a1f981 (このIDを非表示/違反報告)
麻央(プロフ) - リウさま、初めまして。作品拝見しました。綺麗なタイトルに惹かれ、読み込んでいくうちに、物語の奥行きに圧倒されました。とってもあたたかく、胸が焦がれるような作品ですね。続きを楽しみにさせて頂きます^ ^ (2020年5月31日 21時) (レス) id: 9d4977984c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - はじめまして!!このお話好きすぎてもう何回も読み返しています!続編楽しみに待ってます! (2020年4月29日 19時) (レス) id: 7b504efb24 (このIDを非表示/違反報告)
リウ(プロフ) - カナタさん» ありがとうございます(^^)楽しんで頂けているようで、私も嬉しく思います。引き続き頑張りますので、どうぞ最後までお付き合いくださいね。宜しくお願い致します(^^) (2020年2月21日 2時) (レス) id: e661a1f981 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リウ | 作成日時:2019年5月28日 6時

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