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-ver.sky blue- 34 ページ48

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玲於「はーい、ヒトデいきますよー」

「ほんっ、ほんっと…」




ふにっ




「…あ、あれ」




玲於に強制的に触らされたオレンジ色のヒトデ。
A的にはもう少し気色悪い感触かと思っていたのだが、意外にも柔らかく丁度いい弾力で。




「あ、面白い…」

玲於「全然平気じゃないですか」

「うん」




ヒトデの隣にいたナマコにまで手を出したAを見て どうせなら悲鳴くらい上げてくれれば良かったのに、そう思ったのは玲於だけの秘密である。










「あ、わっ!…すご。





ほぉ きれー…


わぁぁ、可愛い」




その後も初めて間近で見る様々な海の生物の姿に、ころころと表情を変えて水槽に齧り付くA。
そんな彼女の隣にぴったりくっ付いていたのは伸之で。




パシャッ




「あ、また撮った」

伸之「思い出思い出。」




にこにこ笑う彼が握るスマホにはカメラが起動されていて、珍しく豊かな表情を見せるAを次々と撮っていた。




「ノブくんも撮ってあげる」

伸之「えー、俺はいいよ」

「でも思い出なんでしょ?」

伸之「あーじゃあさ、一緒に撮ろうよ」

「…いいよ」

伸之「やったー!じゃあはい こっちバックで」




綺麗な魚が泳ぐ水槽をバックにしてAの肩にさりげなく腕を回す伸之。




ケンチ「恋人みたぁい」

翔「相手がノブだとなんか腹立つんだよね〜」


玲於「…ズルい」

ケンチ「え?」




玲於が小さく呟いた言葉を聞き取ったのはケンチだけで。




ケンチ「玲於も写真撮りたいの?じゃあ俺と撮ろうか」

玲於「え?…あ、はい、大丈夫です」

ケンチ(大丈夫です?!)




ショックだよ俺。

そさくさとその場を去ってしまった玲於に一人愕然とするケンチであった。






マキ「Aこっち来てみー」

「んー、…おわっ 歯、!」

マキ「サメの口の中入って写真撮ろうよ」

「うん!」




二階に降りた瞬間視界に入ってきた世界有数の大きさを誇る水槽に目を奪われていたAであったが、一足先に二階に降りていたMAKIDAIに名前を呼ばれて彼の元へいく。

するとそこはサメの博物館ゾーンで、フロアの真ん中に巨大なサメの歯のオブジェがあった。



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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月25日 15時

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