検索窓
今日:34 hit、昨日:74 hit、合計:125,842 hit

ページ26

照史くんと別れて、そのまま自分の部屋に向かう。


頭から離れんのは、しげのこと。



ベッドに倒れ込んで、おもむろにポケットからケータイを取り出す。


トークアプリの7人のグループからメンバーの欄を開いてしげの名前をタップ。



まだ1度も個人でやり取りしたことも無ければ、友達追加すらしていない。



急に連絡したら、迷惑かな…



けど、どうしてもお礼が言いたくて、勇気出して友達追加して、まだまっさらなトーク画面を開いた。



「んー…、なんて送ればええんやろ…」


けど、いざ送ろうと思うと、なんて打てばええんか分からへん。


今日はありがとう?
しげのおかげで助かりました?

なんかちゃうかな…




あーでもない、こーでもないって打っては消してを繰り返し、悩むこと10分。



「これでええかな…」



なんとか完成した文を読み返して、変なところがないか最終確認。


ほんまに至って無難なメッセージやけど、初めてやから緊張すんねんて。



「よしっ、送信……!!」


メッセージがしっかり送られたのを確認してすぐ、ケータイを放り投げ、枕に顔を埋める。



いつ返事くるかな…
既読スルーされたら、俺立ち直れへんかも…


見たいような、見たくないような変な気持ちになってたら、急にケータイが音を立てる。


え、早ない??



そっとケータイに手を伸ばすと、



「………ふぇっ!?」



画面を見て固まった。



やって、まさかの着信やったから。





「もしもし…?」


『もしもし。俺、しげやけど』


「あ、うん。知っとるよ。ど、どうしたん?」



初めて聞く電話越しのしげの声に緊張してまう。


「今日のこと、照史から聞いた。
なぁ、今からいつものスーパー来れへん?」

*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (240 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
642人がお気に入り
設定タグ:メンバー内恋愛 , かみしげ , ジャニーズWEST   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぱすた野郎(プロフ) - kikaさん» kikaさん、お返事遅くなってしまってごめんなさい!!いつもありがとうございます😭今回のお話、私の中で書きたい場面がありすぎて…。なかなか進展しないのが自分でももどかしいです笑 (2022年7月7日 22時) (レス) id: 686eac80b9 (このIDを非表示/違反報告)
kika(プロフ) - 更新されるたびにテンション上がって見に来てます(*>ω<*)ここからどうやって緑くんは自分の気持ち気付いていくんでしょう(♥´꒳`*)(*´꒳`♥) (2022年6月28日 22時) (レス) @page38 id: 8a2ca7f8a9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱすた野郎 | 作成日時:2022年5月5日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。