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気づけば図書室の1番奥の棚。
陽の光が差し込まないこの場所だけ、なんだか空気がどんよりしている気がする。
「やっぱり神山くん、可愛い顔してる」
そう口にして頬に手を滑らす先生の目の色がいつもと違う。
「せんせ…、？」
なんか分からんけど、今彼と一緒におったらあかん気がして、慌てて戻ろうとしたら、
「いっ、た……！」
手首を掴まれて急に本棚に押し付けられる。
一瞬何が起きたか分からんかった。
やって、あの優しい佐藤先生が。
「…はぁ、いいね、その顔、興奮する」
得体の知れない恐怖に、足が竦んで動けない。
「やめっ……、誰か！！」
「こんな時間の図書室に、誰か来ると思う？」
声を荒らげる俺に対して、余裕そうに笑う目の前の男。
「今日は重岡くんも来ないんでしょ？
ずっとこの時を待ってたんだよ」
手首を抑えられたまま近づいてきた唇に、反射的に顔を逸らすと、ベロッと首筋を舐められる。
「ひっ……」
「ハァ……いい匂い。香水でも付けてるの？
なるほど、こうやってボクを誘惑してた訳だ」
「ちがっ…、ほんま、に！先生！！やめてくださいっ！！」
どんな手段を使ってでも逃げようと、咄嗟に足を振りあげようとしたら、分かってたかのようにバランスを崩されそのまま床に押し倒された。
馬乗りになってくる相手に、ただジタバタと手足を動かすことしか出来ひん。
「ボク、拒絶されると余計に興奮するんだよね…！」
ワイシャツのボタンを器用に開け、その中にゴツゴツした手が入ってくる。
「やだッ！！やめ…！離して！！！」
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ぱすた野郎(プロフ) - kikaさん» kikaさん、お返事遅くなってしまってごめんなさい！！いつもありがとうございます😭今回のお話、私の中で書きたい場面がありすぎて…。なかなか進展しないのが自分でももどかしいです笑 (2022年7月7日 22時) (
レス) id: 686eac80b9 (このIDを非表示/違反報告)
kika(プロフ) - 更新されるたびにテンション上がって見に来てます(*>ω<*)ここからどうやって緑くんは自分の気持ち気付いていくんでしょう(♥´꒳`*)(*´꒳`♥) (2022年6月28日 22時) (レス) @page38 id: 8a2ca7f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱすた野郎
| 作成日時：2022年5月5日 20時
