story♪104 ページ6
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私がやっぱり、って顔をしてたのかもしれない。
目の前にいた紫耀さんは、一瞬、ん？って不思議そうな顔をする。
俺どこかで会ったことあるのかな？みたいな。
やっぱりAちゃんの日記に書いてたとおり、人をよく見てる人なんだ。
紫「あ、俺、ガレージのほう見てくるわ。
捨てるもんとかいっぱいありそうやし(笑)」
「確かに。色々おいてあるもんね、あそこ。
うん、じゃあお願い」
紫耀さんは、私にもふわっと笑って
そのまま部屋を出ていった。
七「･･･かっこいい人だね」
「そう、なのかな？
一緒にずっといると、そういうの分からなくなってくるんだよね」
Aちゃんは幸せそうだ。
きっと今のままで充分。
紫耀さんがこれから一生かけて幸せにしてあげるんだろう。
二人はもう結婚する。
私が呼ばれたのだって、その引越しのためで。
だから、2人を壊す可能性のあるようなことを言うってことはそれは
･･･そんな生半可な気持ちじゃ、絶対、しちゃいけない。
それくらいのことは、子供の私にでもわかる。
でも、もし、
Aちゃんが今でも、
永瀬さんのことを思い出すことがあったとしたらｰｰｰｰ？
永瀬さんにもう1度会いたいって、思ってたとしたら？
永瀬さんから貰った手紙を今でもとっておいてるAちゃんと
Aちゃんとの想い出を綴った日記を持ち歩いてた永瀬さん。
昔のそれぞれ2人の想いと今を知ってる私は
Aちゃんに伝える義務があるんじゃないかとも思うんだ。
「七瀬ちゃん、どうしたの？
さっきからずっと、難しい顔してる」
七「さっきから･･･？」
「そう。紫耀を紹介した時も。
どうしたの？良かったら聞くよ？」
Aちゃんの優しい微笑み。
ごめんなさい。
私、今からAちゃんを困らせるようなこと言います。
でも、Aちゃんにはすべて知った上で
決断してもらいたいから。
後悔なんて、してほしくないから。
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みか(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に本当に素敵なお話での心がとっても温かくなりました！！この作品に巡り会えて幸せです！ (2018年5月26日 2時) (
レス) id: fdf3300bcd (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当にステキな話で、すごく感動しました！こんなにステキな話をありがとうございました！ (2018年5月26日 0時) (レス) id: 03cd8e4ec7 (このIDを非表示/違反報告)
さあさ(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動して泣いてしまいました！花屋さんのところすごく好きです！次回も楽しみにしてます！ (2018年5月25日 18時) (レス) id: 24ef9cc1f3 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 完結おめでとうございます！そしてお疲れ様でした！とても感動した泣いてしまいました！廉くんと結婚できるという、ハッピーエンドを迎えれてよかったです！次回も楽しみにしています！ (2018年5月25日 6時) (レス) id: e2b0b0d414 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - あぁ〜！完結おめでとうございます！恋の唄を読んで何度も泣きました…。特に最後の花屋でのエピソードが1番好きです！次回作も楽しみにしてます！ (2018年5月25日 5時) (レス) id: a02aaba9e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さく
| 作成日時：2018年5月17日 9時
