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パチ、パチ、っと配線を切る音がその場に木霊した。
警察学校時代の同期 松田に教えられた、
爆弾解体の技術を一つ一つ思い出していく。
しかしそのとき、急に観覧車内の電源が落ちた。
「なにっ！？」
ということは…ついに始まったかーーー！
それにこの状態では配線も雷管も判別できない。
「くっ…もう少しで解除できるというのに…」
急がないと…早くAを助けないと…。
きっと観覧車に閉じ込められて居るであろうAを思い浮かべる。
するとけたたましい音を立てながら上から大きなモノが落ちた。
あれは…観覧車のゴンドラか…！
幸いにもそのおかげで視界が開けてきた。
(なにがあったか分からないがこれなら…)
「集中しろ…焦らず慎重に…そして急げ！」
爆破だけは防がねばならない。
組織のヤツらに気づかれる前に。
「あとは雷管に繋がるこの二つのコードを…
よし、これを切れば終わり…！」
心臓の音が頭に鳴り響く。
額に垂れる汗を拭うと、
パチパチっと、残る二本の線を切るーーー
と同時にランプが光った。
ーーーっ！まさかっ！
しかし起爆装置はRECEPTION OFFの文字が光かる。
「やった…ギリギリだったな…」
思わず床に座り込む。
ーーーなんとか爆破前に起爆装置を解除することが出来た。
ふぅ…一息つくが、休んでる暇はない。
その場を後にした安室は張り巡らされているプラスチック爆弾をコードごと回収にかかる。
ーーーが、それと同時に空からの攻撃が始まった。
「マズイな…急がないと！」
きっと熱反応を察知して動いたら狙われる。
しかしどうにかしてコナンたちと合流しないと…
その瞬間、攻撃が一箇所に集中しだした。
誰かが狙われて居る…だがこの隙に…！
「赤井さーん！安室さーん！」
少し遠くからコナンの声が聞こえる。
どうやらFBIも一緒のようだ。
姿を見つけると、
「そのライフルは飾りですか！！」
そう言い放った。
策はあるらしいが、
その間にもヤツらからの攻撃は止まらない。
なんとかして反撃しなければ。
安室はライフルケースにプラスチック爆弾を入れ直す。
作動した爆弾は4.3.2.1…とカウントともとに
安室によって空高く投げ込まれる。
それは、ドーンと、大きく爆破し、閃光がその場を包んだ。
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NANA(プロフ) - アオさん» アオさんありがとうございます！訂正してきます^ ^ (2018年5月4日 10時) (
レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 薔薇さん» 薔薇さん初めまして。楽しんでもらえて嬉しいです^ ^続きもよろしくお願いします^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ちりさん» ちりさん初めまして。キュンキュンしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 安室さんに仕事は休みをとったのは、夜のうちに言っていましたよ？ (2018年5月4日 9時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - とても素敵なお話で、更新を楽しみにしていました。執行人編、とても楽しみにしております。 (2018年5月4日 0時) (レス) id: cb8b72a93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NANA
| 作成日時：2018年4月28日 16時
