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「ついに来ちゃいましたね…」
「うん…」
探偵団の子供たちと一緒にバスを降りる。
隣からゴクリと生唾を飲んだ音が聞こえた気がした。
子供たちからしたら大冒険であろう。
私たちはいま、東都警察病院の前にいた。
ーーーさかのぼること数時間前。
今日が誕生日でお休みだった私は家でゆっくりしていた。
あれから透さんからの連絡はなく、
やはり心が落ち着かない。
あの透さんが私の誕生日に連絡をくれないなんて考えられなくて。
探偵の仕事で何かあったんではないかと、
思わずポアロに向かった。
「それが安室さん、あれから連絡ないんですよ」
「やっぱり…」
梓さんに聞いてもやはり透さんからの連絡はなく、
事件に巻き込まれているんじゃないかと
さらに心がざわめき始める。
するとカランカランとドアの開く音とともに
賑やかな声が聞こえてきた。
「あー！Aお姉さんだ！」
「ホントだ！お久しぶりです！」
「ねーちゃん！元気だったか？！」
声の主はコナンくんと哀ちゃん以外の少年探偵団のメンバーち。
歩美ちゃんが私の隣に腰掛けると
嬉しそうに腕に抱きついて来てくれた。
「みんなも元気だった？」
「うん！って言いたいところだけど…」
「ですね…」
「ん？どうかしたの？」
あんなに元気だった三人が一斉に下を向く。
聞くところによれば仲良くなったお姉さんが警察病院に連れて行かれて
会いたいのに会えなくて困っているらしい。
警察病院ということはなにか事情があるということだろうけど…。
会いに行こうと思っているらしい。
その作戦会議のためにポアロに来たのだという。
「そうだ！Aお姉ちゃん、歩美たちと一緒に来てくれない？」
「えー…っと」
「ね？お願い！」
言い出したら聞かないこの子達を知っているから
その気持ちを無下にはできず…。
つい、付いてきてしまったのだ。
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NANA(プロフ) - アオさん» アオさんありがとうございます！訂正してきます^ ^ (2018年5月4日 10時) (
レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 薔薇さん» 薔薇さん初めまして。楽しんでもらえて嬉しいです^ ^続きもよろしくお願いします^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ちりさん» ちりさん初めまして。キュンキュンしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 安室さんに仕事は休みをとったのは、夜のうちに言っていましたよ？ (2018年5月4日 9時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - とても素敵なお話で、更新を楽しみにしていました。執行人編、とても楽しみにしております。 (2018年5月4日 0時) (レス) id: cb8b72a93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NANA
| 作成日時：2018年4月28日 16時
