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そんな透さんが私の勤める杯戸中央病院にやってきたのはそれからすぐのことだった。


そのとき私は昼時の忙しい時間帯を終え、

かなり遅めの昼食を取ろうと食堂へと向かっているときだった。

窓の外はもうオレンジ色に染まり出している。


すると目の前に見知った姿を捉え、何事かと歩を速めた。



「透さん?コナンくん?」

「…あっ、Aさんっ」



廊下の先に見えたのは透さんとコナンくん。

そういえば周りの看護師が言ってたけど、

昼間に一般病棟のほうで毒殺殺人があったって…


コナンくんは不思議なことによく事件に遭遇するって聞いてたけど、もしかしたら…?




「あれ、Aさん。休憩ですか?」

「はい、だいぶ遅いけど…これからご飯に」

「それは心配だなぁ。ちゃんと食べてくださいね?」

「ふふ、ありがとうございます」



透さんは私に近づくとそっと腰に触れて引き寄せた。

それを見てコナンくんが「あっ」っと慌てた表情をする。



「今日大変だったみたいですけど大丈夫でしたか?」

「私のいる救急外来はいつも通りだったので。それより透さんたちはどうしてここに?」

「楠田陸道っていう知り合いを訪ねて来たんですけど…もう居なくてね」



そしたら事件に遭遇してしまって、って少し眉毛を下げる。

コナンくんは相変わらず険しい表情を崩さない。



「…コナンくん?どうしたの?」

「…Aさん、安室さんとどういう関係なの?」

「あれ?言ってなかったっけ?彼女は僕の恋人だよ」



するとコナンくんの目が大きく見開かれる。

なにかに怯えてるようにも見えるし…

どうしたんだろう。


というか、小学生に「恋人」っていう紹介がむず痒くて少し恥ずかしい。



「そ、そうなんだ…」



コナンくんの消え入りそうな声が気になったけど

あまり時間のなった私は二人に挨拶して食堂に向かうことにした。



「Aさん、少し探偵の仕事が立て込んでるので連絡があまり出来ないかもしれません」

「分かりました。気をつけてお仕事頑張ってくださいね」




私はこの時はなにも気にしていなかった。


でもよくよく考えたらやっぱり透さんが杯戸中央病院に現れるときはなにかしら起きていて。


いま思えば、この時も、きっと…

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設定キーワード:安室透 , 降谷零 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
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NANA(プロフ) - アオさん» アオさんありがとうございます!訂正してきます^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 薔薇さん» 薔薇さん初めまして。楽しんでもらえて嬉しいです^ ^続きもよろしくお願いします^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ちりさん» ちりさん初めまして。キュンキュンしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 安室さんに仕事は休みをとったのは、夜のうちに言っていましたよ? (2018年5月4日 9時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - とても素敵なお話で、更新を楽しみにしていました。執行人編、とても楽しみにしております。 (2018年5月4日 0時) (レス) id: cb8b72a93d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NANA | 作成日時:2018年4月28日 16時

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