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「ソヌAって、まじでジニョンが好きなの」
「あ、気になっちゃうー？やっぱ聞きたいよねー」
「いや、いいわ。もう喋んな」
おちょくる様なAの言い草に興を削がれた。放課後の保健室は穏やかでコイバナには最適かもしれない。
「うそうそ、聞いてよ。だれも聞いてくれる人いないし」
「寂しい奴」
「傷付くよ？」
言葉を探してAはしばし黙る。ジフンはその様子を観察する。
「私がベベ好きなの分かってるんじゃないのかな、とは思うんだよね」
「は？バレてる訳？？」
「多分だけどね」
ジフンは、鈍感そうなツンデレの後輩が気付いてるのかと疑問を持つ。実はジフンとジニョンは同じダンス部の1年と2年である。
「あのジニョンにバレるってめちゃくちゃ分かりやすい態度取らない限り無理だろ」
「パクジフンに対する感じと変わんないけどね。なんて言うか、それに可愛がりを足した感じ」
想像もつかない。精々、ジフンが出来うるAの可愛がりとはダル絡みでしかない。
「てかまずどこが好きなの」
「私面食いなんだよねー」
「最悪、ジニョンに対してそれは悪手すぎだろ」
顔、なんでジニョンにとったら一番褒められて狙われてる理由だろうに、幼なじみからの好かれる理由も顔とは悲しすぎる。
「だって今のジニョンはキラキラ明るいでしょ？ツンデレだけど」
「あー、爽やかって感じ」
「前までは、なんか自分に自信がなくてずっと下向いてて私についてくる可愛いベベだったの」
あ、これ言いふらしたらパクジフンどうなるか分かんないからね？とよく分からない脅しをAがかける。ジフンは軽く流して続きを促した。
「頼ってくるのが可愛いくて仕方なかったんだけど、今は『俺できるから』って感じで冷たいんだよねー。 しかも同じ高校ってこと驚きだったし」
そこそこ頭は良かったけれどジニョンが主席入学。Aは知ったとき驚きを隠せなかった。
「今のキラキラベベもいいけど、下向いた甘えん坊ベベのが私好きだしー」
「取り敢えずその『お前より私のジニョンのが可愛い』ていう声やめろ。絶対俺のが顔いい」
「そのパクジフンの自信は素晴らしいけど、ベベの顔面は誰も勝てないから」
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こー - いえいえ!わざわざありがとうございます(涙)楽しみにしてました!読ませていただきますね! (2020年5月25日 0時) (
レス) id: 15c5b103b3 (このIDを非表示/違反報告)
FIX(プロフ) - こーさん» 遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした。今日やっとお話あげたので、まだ気があれば是非読んで下さい。感想待ってます。 (2020年5月21日 10時) (レス) id: e6fb1d1801 (このIDを非表示/違反報告)
こー - お久しぶりです( ^_^ )投稿したお話って何日くらいしたら見れるんですかね?? (2020年5月20日 23時) (レス) id: 15c5b103b3 (このIDを非表示/違反報告)
FIX(プロフ) - こーさん» コメントとても嬉しいから大丈夫ですよ〜笑笑 ありがとうございます、地道に頑張ります。1日ほどお待ち下さい〜！ (2020年5月12日 1時) (レス) id: e6fb1d1801 (このIDを非表示/違反報告)
FIX(プロフ) - springさん» 会社の同期で話進めてるので、幼なじみ設定である人を出そうと思います〜。リクエスト送って下さったのにすみません、幼なじみのお話はまた別の機会か、並行で書かせて頂こうと思います。次作も何卒よろしくお願いします〜！ (2020年5月12日 1時) (レス) id: e6fb1d1801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：FIX | 作成日時：2020年4月8日 11時
