なんか、まふまふに懐かれてる。

みるくてぃ三十一本 ページ33

ここはとある有名焼肉店(チェーン)

どうしよう。

うら「久しぶりだなー」

坂「うらさんはこの前まーしーと行ってましたよねー」

そら「人多くない？」

まふ「やっぱり時間が時間ですからねー」

そら、まふ、うら、さか。
歌い手軍団じゃん。
我らオタク勢が見たら失神ものだ。

実際、今私が気絶してないのがすごいと思う。

そら「あーー、会ったことあるような…A、さん？」

貴「A、です…合ってます。」

そら「ｺｿｯ((おいまふ、女子高生彼女にして、手出したら犯罪だぞ？」

まふ「ｺｿｯ((手は出してませんよ、」

何話してんだろう。
アフターザレインが密着してるぅ

萌え。

萌え超えて燃えるわ。

うら「で、Aちゃんはまふまふのファン？」

貴「え、」

うらたぬきさんは、射るような目で私を見る。
ちょうど、獲物を見つけた肉食獣のような、
冷酷で、見透かしたような目。

ここで嘘をついちゃいけないと、
胸が騒いだ。

貴「ファンです。」

うら「へぇ、俺は抜け駆けダメだと思うなぁ」

坂「うらさん、Aさんにそんな乱暴な…」

まふ「Aさんは、Aさんには、僕から告白したんです。
　 悪くありません！」

うら「アンチが騒いだらどうする？」

まふ「ファンの皆さんに言ってあります」

うら「覚悟があるなら、大丈夫だろ」

うらたぬきさんは、目を変えた。
冷たい光をあったかい光に。

そら「焼肉食べたいから早く入らない？」

坂「さんせーー！」




………ゆるいぜ、そらるさんと坂田さん。

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