なんか、まふまふに懐かれてる。

みるくてぃ二十六本 ページ27

Aside

アンチは、すっかりおとなしくなったそうだ。
いつのまにか、暑い暑い夏も、終わりにかけて精一杯生きている。

向日葵があれほど愛していた太陽から目を背けた。
私は、まふだけを見ていたい。

まふ「ついに、このときです」

貴「そうだね」

まふ貴「どうせーーーーーい！」

テンションバク上がり
やばい、これからはずぅっとまふと一緒。

大学受験？
実はやっていたのだよ。
真夜中にね！

そのせいで眠いけれど…

まふ「家具は、僕の好みですけど、いいですか？」

貴「お金まふ持ちなんだから、いいんだよ」

オートロックのドアを開く。
大理石風(？)の床が現れた。

…豪華だよなあ

まふ「ベッドはですね、ダブルサイズにしましたよ！」

ダブルサイズ、というのは、
まふはベッドを選ぶとき、
お高いクイーンサイズを選ぼうとしていたのだ。

いやまぁ、ふっかふかだったけど。

でも、くっついて寝たいなぁと思ってしまって

貴「ちょっとだけ、離れて寝るの…？」

まふ「ダブルにしましょう！」

弱音を吐いたら、即答だった。
実はちょろいのかもしれない。

そんな彼を、悪用したりはしないよ！

まふまふという神に誓うよ！

貴「今日から、ずっと一緒だね」

まふ「そーですねっ！」

きっと、笑い声の響く楽しい部屋にして見せよう。
今日は、まふの大好きなチーズリゾットを作ろうかな。

初めてだけど。

貴「今日、リゾット作ってみる」

まふ「やったーー！」

今日からの私たちが、幸せでありますように。

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