４９話 ページ50
｢ふ、2人とも落ち着いて｣
ジミン君が割って入ろうとしたけど2人には聞こえてないみたい…。
｢私、本当はグクと別れたくなかった…。でも、留学して勉強に集中する為にも辛かったけどグクと別れたんです。だから…次にグクに会ったら絶対諦めないって決めてた！彼女がいてもなんでも…｣
そう言いながらサナちゃんは私を見た。
｢そんなの自分の都合でしょ？自分本位で別れた時のジョングク君の気持ち…今のAとジョングク君の気持ち、ちゃんと考えなきゃダメだよ｣
ソヨンは諭すようにサナちゃんに話しかけてる。
そうだよな…よく考えたら私達ってサナちゃんより随分年上だったっけ。
さっきのサナちゃんみたいに感情を剥き出しにはできないし冷静であるべきか…。
私が口を開いてたら多分感情のまま言葉をぶつけていたかも…。
｢でも…でも！…私はグクをどうしても諦めたくない！グク！帰国して偶然会えたのは運命だと思った！だから絶対諦めたくない！私に振り向いてよ！｣
そう言って今度はグクの方を見たサナちゃん。
その視線を受けて今まで黙っていたジョングクが口を開いた。
｢サナ…今まで避けてるだけでごめん。サナの気持ちには今もこの先もずっと答える事はできないよ。ヌナと離れるなんて考えられない。今サナが僕を想ってくれてるように僕もヌナの事を想ってる。本当に大事な人なんだ｣
ジョングクもまたサナちゃんに諭すように言う。
｢そんなの…嫌だ…。私にはもうグクしかいないんだよ｣
目に涙をいっぱい溜めてサナちゃんが呟いた…。
サナちゃんがグクに近寄ってきて…手を伸ばして…ジョングクに倒れ込む形で意識を失った。
｢サナ！？大丈夫！？サナ！｣
｢えっ？ちょっと大丈夫！？｣
みんなが大パニックになっていると
｢あれー？みんなどうしたの？｣
ホソクさんがゴミを捨てにお店の外へ出てきた。
｢ヒョン！サナが！｣
サナちゃんを抱き抱えながらジョングクがホソクさんに助けを求めた。
状況を理解したホソクさんが車を出してくれ私達は急いで病院へ向かった。
｢精神的ストレスが過度にかかった為と貧血だと思われます｣
過度のストレスってジョングクとの事だよね、きっと…。
｢今日は入院して点滴をしてって下さい。おうちの方の連絡先分かる方いますか？｣
その質問にホソクさんが
｢あっ、僕が保護者なので｣
と手を挙げた。
ホソクさんが保護者？？
どう言う事？
みんなの頭にもハテナマークが浮かんでいた。
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papillon32171(プロフ) - BTS♪さん» コメントありがとうございます！グクかっこいいですよね！そして初めての妄想に選んでもらえて光栄です！これからも楽しんで読んで頂けるように頑張ります！ (2017年4月29日 16時) (
レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
BTS♪ - 私もBTS大好きです！特にグクが。妄想系の話初めて読んで、ハマりました！ (2017年4月29日 14時) (レス) id: 5637ce32c6 (このIDを非表示/違反報告)
papillon32171(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます！！すごい嬉しいです(^ ^)更新頑張ります！ (2017年4月22日 8時) (レス) id: 10a433ae09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - こういうお話めちゃくちゃ好きです!!続きが楽しみです^^更新頑張って下さい!!応援しています(^^) (2017年4月22日 0時) (レス) id: 89a23ba0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃ x他1人 | 作成日時：2017年4月12日 21時
